EconThought News - 201006のエントリ
本研究会の世話人2名が報告いたします。ご出席いただける場合は、主催者連絡先までご一報ください。
詳細はリンク先の南山大学社会倫理研究所のサイトをご参照ください。
http://www.nanzan-u.ac.jp/ISE/news/100621.html
http://www.nanzan-u.ac.jp/ISE/index.html
--------------------------------------------------------------------
■社会倫理研究所2010年度第2回懇話会開催のお知らせ
下記の通り懇話会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は自由(無料)です。 出席されます場合は、事前に下記連絡先までご連絡いただけると幸いです。当日参加でも結構です。
日時 2010年7月22日(木) 14:30〜17:30
場所 南山大学 名古屋キャンパス J棟1階 特別合同研究室(Pルーム)
アクセスについてはこちらをご利用下さい。
http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/navi/nagoya_main.html
統一テーマ ビジネスの倫理と論理への問いを編み直す
全体趣旨 この十年間、企業や経営者の倫理は、制度として急速に整備され、社会にも浸透しつつあるように思われる。今や、企業の対応に市民側が追いついていないとすら語られることもある。そうした状況のなか、さらなる将来のビジョンを構想するためには、そこで語られてきた事柄をもう少し広い歴史的文脈に置いて問い直すことも必要である。今回の懇話会では、経営学者でも倫理学者でもなく、新進気鋭の経済思想史研究者をお招きし、過去と現在を結ぶ線を描きながら、その延長線上に未来を見据える、新たなビジネス倫理研究あり方を模索したい。
演題1 企業の社会的責任:ビジネス活動の公共的討議
講師1 佐藤 方宣 (さとう・まさのぶ)(大東文化大学経済学部 特任講師)
趣旨 企業や経営者の「社会的責任」とは何か、それはなぜ/いかに問題にすべきなのか。本講演では、20世紀初頭のアメリカのビジネス・エシックス論議を参照しつつ、この大きな問題についてあらためて考えてみたい。
演題2 競争と格差:「弱者」のための競争
講師2 太子堂正称 (たいしどう・まさのり)(東洋大学経済学部 准教授)
趣旨 競争とは、格差を拡大させるとともに人間を単一の基準によって強制的にランク付けし、その本来のあり方を蝕んでしまうという批判に対して、競争の持つ積極的な側面、特にそれが社会の下位層にもたらす意義について論じてみたい。
主催 南山大学社会倫理研究所
連絡先 南山大学社会倫理研究所
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
Tel: (052)832-3111(内線3413,3414)
Fax: (052)832-3703
E-mail: sharink[at mark]nanzan-u.ac.jp