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2013年 2月 9日
(土)
音楽と社会フォーラム・第7回研究会
問い合わせ先は、リンク先のブログ・エントリーを直接ご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/metalofheavy/20121128/1354125969
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第7回研究会では、昨年より本フォーラムが進めてまいりました、音楽社会学の理論史の整理の
集大成、トリとしまして、ヴェーバー『音楽社会学』を取り上げます。フォーラムより、長きに
わたりヴェーバーを研究対象とされてきた、立教大学経済学部教授の小林純さんにご報告をお願い
しましたところ、快くお引き受けいただきました!。みなさま、ぜひふるってご参加ください。
記
音楽と社会フォーラム 第7回研究会
報告テーマ: 「ヴェーバー『音楽の合理的社会学的基礎』の周辺事情」
報告者: 小林純(立教大学)
参考文献: ヴェーバー『音楽社会学』
日時: 2013年2月9日(土)14:00〜
会場: 東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟 12階 第3共同研究室
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/address/map-j.html
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/address/akamon.j.html
土曜日ですので1階の玄関、12階の入り口ともに施錠されています。開始時刻前後には人を配置し
て解錠しておきますが、遅参する場合は、玄関左側壁面に埋め込まれた電話ボックスから内線で
2574へ、あるいは携帯電話等から外線で03−5841−5574へお電話くだされば会場の誰か
が出ますので、来着の旨をお伝えください。
研究会終了後、懇親会も予定しております。お時間が許しましたら、こちらにもぜひご参加ください。
9時00分〜17時00分
シンポ「ケインズと現代の危機 〜理論・政策・思想から振り返る〜」
参加希望者は、要事前連絡とのことです。
http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/12kougi/plan130101.htm
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ケインズと現代の危機 〜理論・政策・思想から振り返る〜
趣旨
世界経済は再び乱気流の中にある。冷戦構造が終結して20年余り、資本主義が全世界を覆い、資本移動や貿易拡大によって大いなる発展が約束されたはずだった。それにもかかわらず、日本のバブル崩壊後の「失われた20年」、1997年からのアジア通貨危機、2001年の9.11ショック、2007年と2008年のサブプライムローン問題とリーマン・ショックなどの事例が語るように、資本主義はますます脆弱になっているように見える。
約100年前もヒト・モノ・カネの大々的な移動が発生しており、グローバル化の進行と国民国家の主権が軋轢を起こしていた。脆弱性は第一次世界大戦で頂点に達し、安定化装置としての国際連盟、ワイマール体制、民族自決主義などは、ファシズム体制と第二次世界大戦によって潰えた。再び、国際連合、ケインズ主義、福祉国家、IMF=GATT体制などの安定化装置を考案したことによって、資本主義国はやがて高度成長時代を謳歌する。しかし、EUという新しい域内ブロック化は蹉跌を踏み、日米それぞれも経済上・政治上の苦しみを抱えている。WTO体制や世界銀行体制は多国間協議や資本移動の自由化によって、その権能を大きく損なった。
ジョン・メーナード・ケインズ(1883-1946)は戦間期の乱気流を安定化させようと奮闘した思想家であった。現在、同様のグローバル経済が我々の安全や安心を脅かしているとすれば、彼の叡智を現代的視点から汲み取ることは可能だろうか。ケインズの何に学び、何を批判し、どのような新しい洞察力を得ることができるだろうか。
このシンポジウムでは、ケインズの洞察力を現代的な視点から再考している三名の専門家をパネリストとして招聘し、その理論・政策・思想という三方向から、「新しい総合知」を考察する好機としたいと考えている。なお質疑応答の時間を多く取り、シンポジウム終了後は名刺交換の場を設けるなど、パネリストと聴衆、あるいは聴衆同士を結びつけようという意図もある。
「ケインズと現代の危機〜理論・政策・思想から振り返る〜」
日時:2013年2月9日(土) 15:00-17:30
場所:龍谷大学深草学舎・紫光館301教室(3階)
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
(国道24号線 竹田久保町交差点)
http://www.ryukoku.ac.jp/fukakusa.html
[14の建物]
・京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅、東へ徒歩5分
・京阪本線「深草」駅、西へ徒歩10分(第一軍道より)
・JR奈良線「稲荷」駅、南西へ徒歩15分(第一軍道より)
対象:社会人、学生(総勢60名ほどを想定)
主催:ケインズ学会
http://keynes-society.blog.so-net.ne.jp/
後援:龍谷大学経済学会
開会の挨拶(司会)(15:00-15:05)
ケインズ学会・会長の挨拶(15:05-15:10)
シンポジウムの趣旨説明(平井俊顕・上智大学名誉教授)
基調講演1(15:10-15:35)
ケインズと危機の思想(間宮陽介・京都大学教授)
基調講演2(15:35-16:00)
ケインズと現代理論(酒井泰弘・滋賀大学名誉教授、前龍谷大学特任教授)
基調講演3(16:00-16:30)
ケインズと国際経済(岩本武和・京都大学教授)
パネルディスカッション(16:30-17:00)
質疑応答(17:00-17:30)
閉会の挨拶(司会)
懇親会(17:30-18:30)有料1000円
軽食・ソフトドリンクの名刺交換会(同じ会場)
●内容
ケインズ学会会長の挨拶の後、それぞれの視点から3人の基調講演を25分ほど行った後、各論点に関して3人のパネルディスカッションを30分ほど行い、最後にフロアからの質疑応答を30分ほど募りたい。
間宮陽介先生には思想的な観点から主にケインズの現代的意義を、酒井泰弘先生には理論面から見たケインズ経済学の意義を、さらに岩本武和先生には国際関係に関する政策的な観点から、それぞれお話いただく予定である。
●パネリストの紹介
・酒井泰弘(1940-)・前龍谷大学特任教授、滋賀大学名誉教授、リスクと経済学の第一人者。『リスクの経済思想』など著作多数。
・間宮陽介(1948-)・京都大学教授、ケインズ『一般理論』の新訳、経済と倫理の第一人者。『ケインズとハイエク』など著作多数。
・岩本武和(1957-)・京都大学教授、ケインズと国際経済の第一人者。日本国際経済学会・会長。『ケインズと世界経済』など著作多数。
○ケインズ学会会長
・平井俊顕:上智大学名誉教授。ケインズ研究の第一人者。近刊編著に『ケインズは資本主義を救えるか』など著作多数。
●パネル司会
・近藤真司:大阪府立大学教授。『ヴィクトリア時代の経済像』(共著)など、著作多数。龍谷大学経済学部出身。
●会場司会(問い合わせ先)
・小峯敦:龍谷大学教授。『ベヴァリッジの経済思想〜ケインズたちとの交流』など著作あり。komine[atmark] econ.ryukoku.ac.jp
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