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2009年 3月 5日(木)
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 14時00分〜17時00分
相関社会科学研究会
日時: 3月5日(木) 午後2時〜5時

場所: 2号館 308号室

報告者: エミール・アンゲールン氏
(Prof.Dr.Emil Angehrn;バーゼル大学教授) 

題目:「ヘーゲル『法哲学』における主体的自由の権利」 
"Das Recht der subjektiven Freiheit in Hegels Rechtsphilosophie
通訳:守矢健一氏(大阪市立大学教授) 
使用言語:ドイツ語・日本語

共催:日本ヘーゲル学会、北大ドイツ史研究会

【報告要旨】
ヘーゲルは、主体的自由の原理を近代の原理として把握した最初の哲学者である。主体的自由の原理は、ヘーゲル哲学では、精神の高度な真理を示すと共に、一面化と退廃の傾向をも示すという両義的な位置を占めており、『法哲学』では、道徳性と人倫、市民社会と国家という二重の区別を理解する上で重要である。
ヘーゲルはそこに主体性原理とその両義性をいかに表現しているのか、アンゲールン教授は本講演で明らかにする。

<エミール・アンゲールン教授>
1946年生、ハイデルベルク大学で博士号、ベルリン自由大学で教授資格を得た後、フランクフルト大学教授を経て、現在バーゼル大学主任教授。著作として、『歴史哲学』(1991)『解釈と脱構築:解釈学研究』(2003)『理解の方法:解釈学と歴史的思考』(2008)などのほか、ヘーゲル『法哲学講義:1819年度リンギア筆記録』(2000)『哲学研究:スイス哲学会年報』(1994-)の編者を務める。

 

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