近刊・新刊情報 - 201109のエントリ

佐藤隆三 『メジャー級アメリカ経済学に挑んで――学究生活50年の軌跡』 日本評論社、2011年9月

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目次

第1部 米国経済学界の50年

第1章 サミュエルソン90歳の記念シンポジウム
第2章 共同研究とサミュエルソン捜索願い
第3章 Who's Who in Economics:誰が選ばれているか
第4章 ノーベル経済学賞:選ばれた人、選ばれるべき人
第5章 米国大学受験と留学の現状
第6章 米国大学院の職業教育:MBA/MPP取得の道
第7章 ハーバード大行政大学院の教育
第8章 時代で変わる、研究テーマのウラ・オモテ
第9章 メジャーリーグ級大学での成功と論文ヒット率
第10章 英語と経済学
第11章 日本の経済学界50年

第2部 日米経済の50年

第12章 日米研の発足と日米財界のサミュエルソンとの交流
第13章 ケインジアン vs. マネタリスト論争の背景
第14章 日米摩擦解消と日米研の役割
第15章 ジャパン・モデルの本質
第16章 バブルとイノベーション分業論
第17章 知人、友人、恩人
第18章 現代経済学の巨匠、サミェルソンを悼む
第19章 復興から創造へ:東日本大震災を乗り越えて
第20章 日本のエネルギー政策と財政問題
第21章 震災後の政策を考える

人名索引(簡略)
スコット・A・シェーン 『〈起業〉という幻想――アメリカン・ドリームの現実』 中野剛志/柴山桂太/谷口功一訳、白水社、2011年9月

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 [目次]
  謝辞
  イントロダクション
   起業とは何か/起業に関するイメージ/
   神話を信じ込んでいるとどうなってしまうのか/本書を読むべきなのは誰か/
   本書ではどのような問題を取り扱うのか/たとえば

 第一章 アメリカ──起業ブームの起業家大陸
   起業家の数は増えていない/アメリカでの起業は低調である/
   国によってスタートアップの数が多くなるのはなぜか/
   国内でスタートアップが占める割合の相違/
   地域間の起業の違いを説明するのは何か/結論
 第二章 今日における起業家的な産業とは何か?
   どのような産業分野で起業家はビジネスを始めるのか/
   なぜ特定の産業が起業家の間で人気なのか/結論
 第三章 誰が起業家となるのか?
   起業家のマインド/なぜビジネスを始めるのか/
   起業家は“優れた”人間なのか/起業家になることは若者の専売特許なのか/
   実社会で痛い目に遭うことがビジネスを始める導きなのか/専攻が重要なのか/
   経験の重要さ/生粋の地元育ちよりも移民のほうが起業家になりやすいのか/
   コネより知識/結論
 第四章 典型的なスタートアップ企業とは、どのようなものなのか?
   新たなビジネスのほとんどはとても平凡である/
   たいていのスタートアップは革新的ではない/
   たいていのスタートアップはごく小規模である/
   成長を目指すビジネスはわずかである/
   新たなビジネスの多くは競争優位を欠いている/半数は在宅ビジネスである/
   起業家はどのようにしてビジネスアイデアを思いつくのか/
   起業家はどのようにビジネスアイデアを評価しているか/
   ビジネスを立ち上げる/会社立ち上げは成功例よりも失敗例のほうが多い/
   チームで起業?/結論
 第五章 新たなビジネスは、どのように資金調達をしているのか?
   ビジネスを立ち上げるのにどれくらいのお金が必要なのか/
   主な資金源は創業者の貯金/お金持ちのほうが起業しやすいのだろうか/
   個人的な負債/どんな企業が外部資金を獲得するのか/負債か株式か/
   スタートアップは銀行から借り入れできるのか/
   外部からの株式資本による資金調達/
   ベンチャー資本はあなたが考えるほど重要ではない/
   ビジネスエンジェルの実像/結論
 第六章 典型的な起業家は、どのくらいうまくやっているのか?
   典型的な新たなビジネスは失敗する/ビジネスから撤退する/
   起業家はそれほど儲からない/起業によるリターンは不確実である/
   起業家は投資資金に対する追加的なリターンを得られない/
   起業家はベンチャーの展望について過剰に楽観的か/
   ごく少数の起業家が大成功を収める/創業者の満足/結論
 第七章 成功する起業家とそうでない起業家の違いは何か?
   時間とともに容易になる/どの産業で、ということが非常に重要/
   ほとんどの起業家は愚か者なのか/ほかにやるべきことは何か/
   よりよい起業家になるための準備は可能だ/正しい創業の動機を持て/
   結論
 第八章 なぜ、女性は起業しないのか?
   女性はあまり起業家にならない/なぜ女性起業家の割合は低いか/
   女性のスタートアップの業績は/
   なぜ女性が創業したビジネスの業績は貧弱なのか/結論
 第九章 なぜ、黒人起業家は少ないのか?
   なぜ黒人起業家の割合はかくも低いのか/
   黒人によるスタートアップの業績はどうだろうか/
   なぜ黒人が保有するスタートアップの業績はよくないのか/結論
 第十章 平均的なスタートアップ企業には、どの程度の価値があるのか?
   経済成長/雇用拡大/雇用の質/結論
  結論
   起業の現実/われわれは何をなすべきか 
  訳者あとがき
  註
  神話と現実
デレク・ボック 『幸福の研究――ハーバード元学長が教える幸福な社会』 土屋直樹/茶野努/宮川修子訳、東洋経済新報社、2011年9月

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目次

第1章 先行研究からの知見
第2章 幸福研究の信頼性
第3章 政策立案者は幸福研究を利用すべきか
第4章 成長の問題
第5章 不幸等にどう対処すべきか
第6章 経済的苦難の脅威
第7章 苦痛を軽減する
第8章 結婚と家族
第9章 教育
第10章 政府の質
第11章 幸福研究の意義
ダンカン・K・フォーリー 『アダム・スミスの誤謬――経済神学への手引き』 亀崎澄夫/佐藤滋正/中川栄治訳、ナカニシヤ出版、2011年9月

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目次

 凡 例
 謝 辞
 序 文

第1章 アダム・スミスの構想
 1 分 業
 2 価値の理論
 3 資本蓄積
 4 見えざる手と国家
 5 スミスの貨幣理論
 6 スミスの誤謬再説

第2章 陰鬱な科学
     ――マルサスとリカードウ――
 1 第二の諸思想
 2 マルサスと人口
 3 マルサス『人口論』の文脈
 4 マルサス命題とその含意
 5 マルサス的な論理
 6 マルサス時代以後の人口と食糧
 7 リカードウと成長の限界
 8 リカードウの労働価値論
 9 蓄積と静止状態
 10 リカードウの機械観
 11 スミスの誤謬と貧困の経済学

第3章 もっとも厳しい批判者
     ――マルクスと社会主義――
 1 唯物史観と資本主義的生産様式
 2 商品と価値論
 3 資本主義的搾取と蓄積
 4 蓄積,技術変化,利潤率の低下
 5 原始的蓄積
 6 社会主義への移行
 7 マルクスとプロレタリア革命
 8 マルクス主義理論と20世紀における社会変化

第4章 限界の探究
     ――限界主義者とヴェブレン――
 1 スミスの誤謬は新しい靴を必要とする
 2 限界主義
 3 価格はどこから来るのか
 4 限界主義と社会的厚生
 5 限界主義,古典派政治経済学,時間
 6 ヴェブレンと顕示的消費

第5章 宙に漂うさまざまな意見
     ――ケインズ・ハイエク・シェンペーター――
 1 ジョン・メイナード・ケインズ
 2 ケインズの時代の世界資本主義
 3 セー法則と自由放任
 4 労働市場と失業
 5 期待と貨幣
 6 資本主義の運命
 7 複雑性対集産主義
 8 技術の予言者

第6章 大いなる幻影
 1 鏡のなかを覗き込む
 2 経済学者の両義性
 3 スミスの誤謬から逃れる
 4 スミスの呪いに向き合う

 読書案内
 付 録
   人口論的均衡
   貨幣と価格の理論
   リカードウの地代論と蓄積論
   商品価値の分解
   労働日
 あとがき
 索 引
ジョン・スチュアート・ミル 『自由論 (日経BPクラシックシリーズ)』 山岡洋一訳、日経BP社、2011年9月

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目次

第1章 はじめに
第2章 思想と言論の自由
第3章 幸福の要素としての個性
第4章 個人に対する社会の権威の限界
第5章 原則の適用
解説  佐藤光
今後の予定
予定なし

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