近刊・新刊情報 - 201106のエントリ

松井彰彦・川島聡・長瀬修編 『障害を問い直す』 東洋経済新報社、2011年6月

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目次

はしがき

序 章 社会の中の障害者――なぜ、「障害」を問い直さなければならないのか? 松井彰彦

第1章 顔の異形(いけい)は「障害」である――障害差別禁止法の制定に向けて 西倉実季

第2章 障害女性の貧困から見えるもの 臼井久実子・瀬山紀子

第3章 きょうだい――文化と障害 河村真千子

第4章 障害者制度改革の取組み
    ――日本の障害者制度の課題 長瀬修

第5章 「ふつう」の人の国の障害者就労 松井彰彦

第6章 知的障害の歴史――イギリスと日本の事例 大谷誠・山下麻衣

第7章 障害者は「完全な市民」になりえるか? 星加良司

第8章 ディスアビリティ経験と公/私の区分 飯野由里子

第9章 差別禁止法における障害の定義
    ――なぜ社会モデルに基づくべきか 川島聡

第10章 障害等級を定めることの困難性 関口洋平

第11章 「障害を定義する」ということ 坂原樹麗・佐藤崇

終 章 盲ろう者と障害学 福島智
野口建彦 『カール・ポラニー――市場自由主義の根源的批判者』 文眞堂、2011年6月

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目次

第1部 ポラニーの生涯と業績―「世界市民」としての人生と母国ハンガリーへの回帰

第2部 ポラニー「社会経済学」の核心―『大転換』の占める位置と意義
(市場経済を支える国際システム―第1部の骨子
市場経済の勃興と拡大―第2部の骨子
市場経済の崩壊―第3部の骨子)

第3部 『大転換』の評価
(功績残された問題)
鉢野正樹 『現代ドイツ経済思想の課題――資本・福祉・EU』 文眞堂、2011年6月

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目次

自由主義の潮流と秩序自由主義

第1部 秩序自由主義による資本へのアプローチ(秩序自由主義における資本理論の源流―ベーム=バヴェルクの資本と資本利子理論
資本蓄積と賃金・利子との関係―フリードリッヒ・ルッツの資本理論からの帰結
経済体制と経済発展―パウル・ヘンゼルの経済体制論)

第2部 秩序自由主義による福祉へのアプローチ(福祉と労働―アドルフ・ウェーバーの労働理論
オルドー学派による労働市場、社会政策、福祉国家の批判的分析
福祉国家から福祉社会へ)

第3部 秩序自由主義によるEUへのアプローチ(EUと国民国家
EUと経済統合
EUと経済体制)
自由と秩序の経済社会学
ウィリアム・J・バーバー 『グンナー・ミュルダール――ある知識人の生涯』 藤田菜々子訳、若田部昌澄・田中秀臣監修、勁草書房、2011年5月

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目次

「経済学の偉大な思想家たち」シリーズ監修者巻頭言

プロローグ

第1章 幼少時と初期の知的影響
 一九二〇年代半ばにおけるスウェーデンの経済学の状況
 大学院での経済学研究

第2章 正統派に対する初期の挑戦──『経済学説と政治的要素』(初版一九三〇年)
 議論の核心
 二つの応用例への批判──消費者行動分析と財政分析
 著作に対する反響

第3章 マクロ経済の不安定性を理論化する──『貨幣的均衡』(一九三二、一九三三、一九三九年版)
 『貨幣的均衡』の構成
 金融政策の役割
 研究成果に対する評価
 反実仮想的な疑問

第4章 一九三〇年代に反景気循環的財政政策を構築する
 失業委員会での任務
 拡張的財政政策の遂行、一九三三─一九三六年
 時間的先行関係をめぐる論争、再び
 注目すべき省略

第5章 一九三〇年代における人口問題とスウェーデン社会政策
 ゴドキン講演の議論の核心
 想定可能な政策対応
 政策課題の実行
 合理的人口政策の暗い側面
 いくつかの類似した議論

第6章 『アメリカのジレンマ──黒人問題と現代民主主義』(一九四四年)
 背景
 準備──第一段階
 スウェーデンでの実りある中断
 最終原稿の起草
 『アメリカのジレンマ』の百科事典的諸特質
 当初の反響
 一九六〇年代半ばと一九七〇年代における大変化
 『アメリカのジレンマ』再訪?

第7章 商務大臣と戦後スウェーデンでの経済政策立案、一九四四─一九四七年
 アメリカ経済の戦後展望を評価する
 スウェーデン世論の啓発に向けて
 閣僚としてスウェーデンの対外経済政策を取り決める
 その根拠
 皮肉を少々

第8章 国際公務員と国際経済の研究、一九四七─一九五七年
 欧州経済委員会(ECE)の目的と機能
 初期ECEの活動
 「目覚まし時計」の実際
 調査計画部局の任務のさらなる側面
 研究成果に対する評価
 国際経済についてのさらなる研究、一九五六─一九五七年
 低開発世界への注目
 反応の数々

第9章 『アジアのドラマ──諸国民の貧困に関する一研究』(一九六八年)
 『アジアのドラマ』の形成──第一段階の試論
 研究を特徴づける価値前提の規定
 途中調整──概念批判の重視
 概念批判──例証
 制度的アプローチ
 経済政策を熟慮するための枠組み
 西洋諸国における当初の反響
 アジアからの意見の数々
 『アジアのドラマ』再訪
 想起されうる類似の議論?

第10章 一九六〇年代・一九七〇年代における富裕国および貧困国への経済政策提言
 『豊かさへの挑戦』(一九六三年)の文脈
 アメリカの論説に対するミュルダールの貢献
 『貧困からの挑戦──世界的反貧困プログラムの概略』(一九七〇年)
 先進諸国の責任を要求する

エピローグ
 受賞に対するミュルダールの反応
 ノーベル記念経済学賞受賞講演
 変化と連続性

訳者解題 ミュルダール経済学の「変化と連続性」
訳者あとがき
参考文献
人名索引
事項索引
タイラー・コーエン 『創造的破壊――グローバル文化経済学とコンテンツ産業』 浜野志保訳、田中秀臣監訳解説、作品社、2011年5月

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目次

第1章 異文化間交易―グローバリゼーションの功罪
第2章 グローバル文化の隆盛―富と技術の役割
第3章 エートスと文化喪失の悲劇
第4章 なぜハリウッドが世界を牛耳るのか、それはいけないことなのか
第5章 衆愚化と最小公分母―グローバリゼーション時代の消費者
第6章 「国民文化」は重要なのか―貿易と世界市民主義
今後の予定
予定なし

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