近刊・新刊情報 - 200904のエントリ

・佐伯啓思・柴山桂太編『現代社会論のキーワード:冷戦後世界を読み解く』ナカニシヤ出版、2009年5月予定。

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長幸男『石橋湛山の経済思想:日本経済思想史研究の視角』東洋経済新報社、2009年4月

・目次
第I部 石橋湛山の経済思想
 第1章 日本資本主義におけるリベラリズムの再評価
     ──石橋湛山論
 第2章 石橋湛山の経済思想
 第3章 石橋湛山の大正時代
     ──模倣から独創へ・専制から民主へ
 第4章 石橋湛山とJ・S・ミル
 第5章 『東洋経済新報』および『東洋時論』解題
 第6章 小山東助と石橋湛山
     ──政治と宗教とのかかわり
 第7章 石橋湛山と『資本論』

第II部 日本経済思想史研究の視角
 第8章 日本経済思想史──序章
 第9章 実業思想の系譜
 第10章 実業の思想を担った人々
 第11章 ウォルター・バジョットの方法

私の学問形成の歩み

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猪木武徳『大学の反省』NTT出版、4月。

・目次
■変化と現状
1章 不完全な改革
2章 「憧れ」の喪失

■知識の公共性
3章 知識の探求と自由の保障
4章 産業社会における人文学

■知識生産の分業と協業
5章 産業と学問
6章 専門的職業人とエリート

■適度の競争に向けて
7章 競争と質の保証
8章 大学の国際化
9章 知の権力の分散
結びにかえて 三つの提言
佐伯啓思『大転換:脱成長社会へ』NTT出版、2009年3月。

・目次
第1章 出口のない「危機」
第2章 金融危機の文明論的意味
第3章 不安定な経済構造を生み出した原因とは
第4章「グローバリズム」とは何か
第5章 ニヒリズムに陥る「アメリカ」
第6章 構造改革とは何だったのか
第7章 誤解されたケインズ主義
桂木隆夫『すれっ枯らしの公共心:続 公共哲学とはなんだろう』勁草書房、2009年3月。

目次情報を追加しました。

・目次

まえがき

序章 すれっ枯らしの公共心

第I部 公共哲学

第一章 したたかさとヒュームの公共哲学
第一節 なぜ今ヒュームなのか
第二節 ヒュームのリベラルリアリズム
第三節 ヒュームとマキャベリ
第四節 ヒュームのリベラルリアリズムと動態バランスの思想

第二章 寛容とルール
第一節 はじめに
第二節 欧米における寛容の観念
第三節 中立性原則について
第四節 理性的討論の重視について
第五節 おわりに

第三章 寛容と習合
第一節 ルールとエートス
第二節 競技と傲慢(ヒュブリス)
第三節 倫理的多元主義と世俗的人文主義
第四節 倫理的多元主義と東アジアのシンクレティズム
第五節 日本における習合観念について
第六節 牛頭天王と祇園信仰
第七節 商人道の思想
第八節 結び

第II部 政策基礎論

第四章 ナショナリズムと多文化主義のゆくえ
第一節 はじめに
第二節 第三の道とヒュームの哲学的人間論
第三節 ナショナリズムと第三の道
第四節 多文化主義と第三の道
第五節 市場平和の概念
第六節 媒介国家の概念

第五章 言語政策の第三の道
第一節 グローカリゼーションについて
第二節 よき統治と政府の第三の道
第三節 日本の言語政策の現状
第四節 言語政策の概念
第五節 日本における言語政策の第三の道

第六章 移民政策の第三の道
第一節 はじめに
第二節 日本問題となし崩しの危険の観念
第三節 共感のモラルと習合的寛容の精神
第四節 移民政策の第三の道と交換主義の制度化
第五節 日本の移民政策の第三の道に向けて

終わりに 現代の公共性
第一節 日本社会と公共性の生成
第二節 現代の公共性の可能性
 5月27日刊行予定とのこと。

・木村雄一 『LSE物語――現代イギリス経済学者たちの熱き戦い』 NTT出版、2009年5月

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