近刊・新刊情報 - 武田信照 『近代経済思想再考――経済学史点描』 ロゴス、2013年1月
・武田信照 『近代経済思想再考――経済学史点描』 ロゴス、2013年1月
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目次
まえがき
序 章 経済学史講義回顧
第1章 チュルゴー『富の形成と分配にかんする諸考察』の切れ味
はじめに──「実践の経済学者」──
第1節 近代資本主義像への接近
1 階級分析
2 利潤の一般性
3 資本の5つの利用方法および収入諸形態間の関係
第2節 使用価値(物)の諸問題
1 土地の有限性
2 貨幣と使用価値
3 農産物の特性
第2章 アダム・スミスの倫理学と経済学──『諸国民の富』はエゴまるだしの経済学の源流か──
はじめに
第1節 『道徳感情論』の倫理学
1 同感と道徳的基準
2 利己心の是認とその制御
3 正義と慈恵
第2節 『諸国民の富』の経済学
1 商業社会の論理,「見えない手」の論理
2 「フェア・プレイの侵犯」としての重商主義
3 「自然的自由の制度」──その光と影──
〔追記〕
第3章 穀物法論争再考──マルサス・リカード・現在──
はじめに
第1節 穀物法論争の論争内容
1 マルサスの主張
2 リカードの主張
第2節 穀物法論争とリカード経済学
第3節 穀物法論争をめぐる新視点
〔追記〕
第4章 株式会社観の転換──A.スミスからJ.S.ミルへ──
前 文
はじめに
第1節 A.スミスの株式会社論
第2節 J.S.ミルの株式会社論
おわりに
第5章 J.S.ミル『経済学原理』の社会改革論──アソシエーション論と停止状態論──
はじめに
第1節 アソシエーション論
1 「将来」章の主要論点
2 アソシエーション論の基本内容
A 労働者と資本家のアソシエーション
B 労働者間のアソシエーション
3 ミル・アソシエーション論の特徴
4 生産・分配二分論とマルクスのミル批判再審
第2節 停止状態論
1 利潤率の低下傾向論
2 利潤の最低限をめぐる諸問題
3 停止状態についてのミルの評価
4 ミル停止状態論をめぐって
〔追記〕
第6章 『ライン新聞』とマルクス──青年マルクスの思想的危機と転回──
はじめに
第1節 博士論文(準備ノートと本文への注)をめぐって
1 時代の課題と哲学の実現(準備ノート)
2 哲学の実践としての批判(本文への注)
第2節 『ライン新聞』の諸論説(政治批判の諸相)
1 「出版の自由と州議会議事の公表についての討論」(1842年5月)
2 「木材窃盗取締法にかんする討論」(1842年10月〜11月)
3 「モーゼル通信員の弁護」(1843年1月)
おわりに
付 論 草稿「ヘーゲル国法論批判」のマルクス思想史上の意義──J.オマリーの研究について──
1
2
1 「批判」の位置
2 「批判」の方法
3 「批判」の政治,社会理論
3
1 「批判」の位置づけ
2 フォイエルバッハ受容をめぐって
あとがき
人名索引
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目次
まえがき
序 章 経済学史講義回顧
第1章 チュルゴー『富の形成と分配にかんする諸考察』の切れ味
はじめに──「実践の経済学者」──
第1節 近代資本主義像への接近
1 階級分析
2 利潤の一般性
3 資本の5つの利用方法および収入諸形態間の関係
第2節 使用価値(物)の諸問題
1 土地の有限性
2 貨幣と使用価値
3 農産物の特性
第2章 アダム・スミスの倫理学と経済学──『諸国民の富』はエゴまるだしの経済学の源流か──
はじめに
第1節 『道徳感情論』の倫理学
1 同感と道徳的基準
2 利己心の是認とその制御
3 正義と慈恵
第2節 『諸国民の富』の経済学
1 商業社会の論理,「見えない手」の論理
2 「フェア・プレイの侵犯」としての重商主義
3 「自然的自由の制度」──その光と影──
〔追記〕
第3章 穀物法論争再考──マルサス・リカード・現在──
はじめに
第1節 穀物法論争の論争内容
1 マルサスの主張
2 リカードの主張
第2節 穀物法論争とリカード経済学
第3節 穀物法論争をめぐる新視点
〔追記〕
第4章 株式会社観の転換──A.スミスからJ.S.ミルへ──
前 文
はじめに
第1節 A.スミスの株式会社論
第2節 J.S.ミルの株式会社論
おわりに
第5章 J.S.ミル『経済学原理』の社会改革論──アソシエーション論と停止状態論──
はじめに
第1節 アソシエーション論
1 「将来」章の主要論点
2 アソシエーション論の基本内容
A 労働者と資本家のアソシエーション
B 労働者間のアソシエーション
3 ミル・アソシエーション論の特徴
4 生産・分配二分論とマルクスのミル批判再審
第2節 停止状態論
1 利潤率の低下傾向論
2 利潤の最低限をめぐる諸問題
3 停止状態についてのミルの評価
4 ミル停止状態論をめぐって
〔追記〕
第6章 『ライン新聞』とマルクス──青年マルクスの思想的危機と転回──
はじめに
第1節 博士論文(準備ノートと本文への注)をめぐって
1 時代の課題と哲学の実現(準備ノート)
2 哲学の実践としての批判(本文への注)
第2節 『ライン新聞』の諸論説(政治批判の諸相)
1 「出版の自由と州議会議事の公表についての討論」(1842年5月)
2 「木材窃盗取締法にかんする討論」(1842年10月〜11月)
3 「モーゼル通信員の弁護」(1843年1月)
おわりに
付 論 草稿「ヘーゲル国法論批判」のマルクス思想史上の意義──J.オマリーの研究について──
1
2
1 「批判」の位置
2 「批判」の方法
3 「批判」の政治,社会理論
3
1 「批判」の位置づけ
2 フォイエルバッハ受容をめぐって
あとがき
人名索引