近刊・新刊情報 - 齊藤誠 『原発危機の経済学――社会科学者として考えたこと』 日本評論社、2011年10月
・齊藤誠 『原発危機の経済学――社会科学者として考えたこと』 日本評論社、2011年10月
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目次
はしがき
第1章 水、水、また、水
1.1 運転するのにも水、停止するのにも水、そして、炉心溶融を食い止めるのにも水
1.2 運転するのにも水
1.3 停止するのにも水
1.4 炉心溶融を食い止めるのにも水
補遺1:技術の手触り感
補遺2:水、水、また、水(詩篇)
第2章 炉心溶融を防ぐことができたのか
2.1 なぜそのように考えるのか
2.2 福島第1原発で何が起きたのか
2.3 炉心溶融を食い止めるにはどうすればよかったのか
補遺:スリーマイル島原発の炉心溶融した原子炉の姿
第3章 原発の“古さ”とは
3.1 東京駅構内で0系新幹線がそろい踏みだったら
3.2 原発の“老い”へのまなざし
3.3 人間は間違い、失敗する
3.4 安全思想の変遷を取り込むには
3.5 “受け身”の設計思想を取り込むには
3.6 やはり、せいぜい40年が限度ではないだろうか
補遺1:加圧水型原子炉について
補遺2:福島第一原発の“古さ”へのこだわり
第4章 「大津波⇒電源喪失⇒炉心溶融」だけなのか――隠れた地震被害
4.1 “大津波”の呪縛から逃れるために
4.2 先見性とは何なのだろう
4.3 電源喪失だけが重大事なのか
4.4 大津波到来のシナリオはすでにあった
4.5 臨界事故でなくてよかった……
4.6 最後に残ったリスクをどうするか
補遺:想定外の状況に対するソフトな対応について
第5章 どのように“古い原発"から撤退するのか
5.1 明るい廃炉の風景
5.2 廃炉の順序について
5.3 原発施設の稼働率に対する考え方
補遺:ロボットの必要と不要
第6章 “放射性廃棄物の処理”とは一体全体何なのか
6.1 使用済み核燃料を考える基本的な視点
6.2 使用済み核燃料の温度感覚
6.3 使用済み核燃料の化学(ばけがく)
6.4 プルトニウムの使い道
6.5 結局、どうするのか
補遺:“新しい”原子炉技術
第7章 原発と投資家の責任――東電の創造的な事業再生のために
7.1 第7章と第8章で考えたいこと
7.2 資本市場の本音はすでに債務超過
7.3 政府の損害賠償負担スキームについて
7.4 東電の創造的な事業再生スキームについて
補遺:国際的な関心を映し出す鏡としての資本市場
第8章 収益プロジェクトとしての軽水炉発電事業
8.1 再処理・高速増殖炉事業と軽水炉発電事業の危うい関係
8.2 再処理コストのそろばん勘定
8.3 再処理・高速増殖炉事業の現実:技術的な視点
8.4 全量地上貯蔵が意味するところ
第9章 市民社会が原発を受け入れるとは
9.1 原発施設の外側のさまざまな風景
9.2 放射線被曝をめぐる行動経済学
9.3 市民社会が原発を受け入れるとは?
補遺1:子供たちに対する低放射線量被曝リスクについて
補遺2:排出された放射性物質の総量は
補遺3:原発危機における個人の振る舞いについて
おわりに――ナショナル・プロジェクトとしてのフクシマ
索引
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目次
はしがき
第1章 水、水、また、水
1.1 運転するのにも水、停止するのにも水、そして、炉心溶融を食い止めるのにも水
1.2 運転するのにも水
1.3 停止するのにも水
1.4 炉心溶融を食い止めるのにも水
補遺1:技術の手触り感
補遺2:水、水、また、水(詩篇)
第2章 炉心溶融を防ぐことができたのか
2.1 なぜそのように考えるのか
2.2 福島第1原発で何が起きたのか
2.3 炉心溶融を食い止めるにはどうすればよかったのか
補遺:スリーマイル島原発の炉心溶融した原子炉の姿
第3章 原発の“古さ”とは
3.1 東京駅構内で0系新幹線がそろい踏みだったら
3.2 原発の“老い”へのまなざし
3.3 人間は間違い、失敗する
3.4 安全思想の変遷を取り込むには
3.5 “受け身”の設計思想を取り込むには
3.6 やはり、せいぜい40年が限度ではないだろうか
補遺1:加圧水型原子炉について
補遺2:福島第一原発の“古さ”へのこだわり
第4章 「大津波⇒電源喪失⇒炉心溶融」だけなのか――隠れた地震被害
4.1 “大津波”の呪縛から逃れるために
4.2 先見性とは何なのだろう
4.3 電源喪失だけが重大事なのか
4.4 大津波到来のシナリオはすでにあった
4.5 臨界事故でなくてよかった……
4.6 最後に残ったリスクをどうするか
補遺:想定外の状況に対するソフトな対応について
第5章 どのように“古い原発"から撤退するのか
5.1 明るい廃炉の風景
5.2 廃炉の順序について
5.3 原発施設の稼働率に対する考え方
補遺:ロボットの必要と不要
第6章 “放射性廃棄物の処理”とは一体全体何なのか
6.1 使用済み核燃料を考える基本的な視点
6.2 使用済み核燃料の温度感覚
6.3 使用済み核燃料の化学(ばけがく)
6.4 プルトニウムの使い道
6.5 結局、どうするのか
補遺:“新しい”原子炉技術
第7章 原発と投資家の責任――東電の創造的な事業再生のために
7.1 第7章と第8章で考えたいこと
7.2 資本市場の本音はすでに債務超過
7.3 政府の損害賠償負担スキームについて
7.4 東電の創造的な事業再生スキームについて
補遺:国際的な関心を映し出す鏡としての資本市場
第8章 収益プロジェクトとしての軽水炉発電事業
8.1 再処理・高速増殖炉事業と軽水炉発電事業の危うい関係
8.2 再処理コストのそろばん勘定
8.3 再処理・高速増殖炉事業の現実:技術的な視点
8.4 全量地上貯蔵が意味するところ
第9章 市民社会が原発を受け入れるとは
9.1 原発施設の外側のさまざまな風景
9.2 放射線被曝をめぐる行動経済学
9.3 市民社会が原発を受け入れるとは?
補遺1:子供たちに対する低放射線量被曝リスクについて
補遺2:排出された放射性物質の総量は
補遺3:原発危機における個人の振る舞いについて
おわりに――ナショナル・プロジェクトとしてのフクシマ
索引