近刊・新刊情報 - 竹内幸雄 『自由主義とイギリス帝国――スミスの時代からイラク戦争まで』 ミネルヴァ書房、2011年2
・竹内幸雄 『自由主義とイギリス帝国――スミスの時代からイラク戦争まで』 ミネルヴァ書房、2011年2月
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目次
はしがき
序 章 自由主義と帝国
1）自由主義と帝国―現代・イラク戦争
2）自由主義と帝国―その関係史
3）自由主義と帝国の接触についての言説
4）帝国拡大と本国における自由の危機
5）本書の構成
6）方法上での限定
第１章 自由主義帝国の現代―イラク戦争
はじめに
1）イギリスのリベラル・ラディカルの伝統と分裂
2）クリストファー・ヒチェンスのレジームチェンジ
3）マイケル・イグナティエフの人道主義的介入
4）ニーアル・ファーガスンの自由主義帝国論
5）ネオ・コンサーヴァティヴの介入論
6）「ブレアの戦争」とその説明論理
7）「人道主義的介入」論の批判
8）論争の継続―イラク戦争以降
第２章 自由と帝国論の前史―「海の帝国論」と「重商主義」
はじめに
1）海の帝国論と重商主義
2）スミスの重商主義批判
3）重商主義における自由主義的要素
4）スミスに前後する植民地論
第３章 植民改革論と古典派経済学
はじめに
1）ウェイクフィールドの植民改革論と「新しい経済学」
2）反植民地主義者ベンサムの「改宗」
3）植民改革論と古典派経済学―Ｊ・Ｓ・ミルの転換
4）リカード経済学の基本理論
5）二つの「自由貿易帝国主義」
6）理論と現実―哲学的急進主義と植民改革論
第４章 進歩的専制支配論―功利主義と植民地統治
はじめに
1）ジェイムズ・ミルのインド統治論
2）Ｊ・Ｓ・ミルの対外干渉論と専制支配論
3）進歩的専制支配論への転換
補論 ベンサムの反帝国主義と帝国主義
第５章 自由貿易の帝国主義とコブデン主義
1）自由貿易の帝国主義論争
2）コブデン主義―自由貿易による世界平和
3）コブデン主義の内実―インド開発論
4）コブデンの干渉論―その条件
5）コブデンの市場拡大論
6）自由主義者にとってのインド―躓きの石
7）マンチェスター派とは何か
8）19世紀後半における帝国論
コラム�機．僉璽泪好肇鵑肇灰屮妊鵝△修靴謄吋ぅ好瓮鵐班磴遼糎�
第６章 レセフェールと国家干渉―アイルランド飢饉
1）古典派経済学における原則と例外
2）レセフェールとアイルランド飢饉
コラム�供．圈璽襪肇灰屮妊鵑瞭瓜崚�関係
第７章 19世紀後半の自由主義と帝国
1）第一次グラッドストン内閣―ウィッグとラディカル
2）植民地分離主義とそれへの反撃
3）「初期」帝国主義論―自由から帝国へ
4）ディズレーリの「帝国主義」とグラッドストンの「反帝国主義」
5）第二次グラッドストン政権のエジプト占領
6）グラッドストン政権の崩壊とアイルランド問題
7）自由帝国主義の生成
第８章 ホブスンの反帝国主義と「帝国主義」
はじめに
1）ホブズンの『帝国主義』とは何か
2）資本輸出帝国主義をめぐる論争
3）『帝国主義』の擁護―経済的帝国主義論を超える理論
4）『帝国主義』第二部―自由主義帝国論の欺瞞
5）現代の「帝国主義」とホブスン
6）新自由主義のホブスン
第９章 自由主義帝国の実践―コンゴ改革運動
はじめに
1）「コンゴ自由国」の実態
2）コンゴ改革協会
3）コンゴ改革運動の前進と成功
4）博愛、商業帝国主義、そして異端者たち
コラム�掘 屮吋ぅ好瓮鵐箸遼肝遏廖愁灰鵐粥▲戰襯�ー、アイルランド
第10章 「自由主義帝国」論とインド飢饉
はじめに
1）『帝国―イギリスはいかに現代世界を造ったか』
2）『帝国』の問題点と批判
3）『超大国―アメリカ帝国の興亡』
4）『超大国』の問題点
5）自由主義帝国の飢饉政策―レセフェール原理主義とインド飢饉
第11章 ジョージ･オーウェルの反帝国主義と「帝国主義」
はじめに
1）ジョージ・オーウェル
2）オーウェルの思想―そのフレイムワーク
3）反ファシズム、対独戦争―反戦から参戦への大転換
4）イギリスとイギリス人―労働者、支配階級、インテリゲンチャ
5）戦争と社会革命―支配階級批判
6）反帝国主義の留保
7）反全体主義思想の完成と矛盾
8）全体主義独裁とオーウェル―人道主義的干渉の可能性
コラム�検．�タロニア讃歌―オーウェルの辿った道
第12章 イラク戦争開始の論理―自由主義と大量破壊兵器
はじめに
1）イラク戦争とイギリス
2）大量破壊兵器問題をめぐる政治抗争―世論操作と事実の解明
3）戦争の諸要因と今後の課題
あとがき
索 引
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目次
はしがき
序 章 自由主義と帝国
1）自由主義と帝国―現代・イラク戦争
2）自由主義と帝国―その関係史
3）自由主義と帝国の接触についての言説
4）帝国拡大と本国における自由の危機
5）本書の構成
6）方法上での限定
第１章 自由主義帝国の現代―イラク戦争
はじめに
1）イギリスのリベラル・ラディカルの伝統と分裂
2）クリストファー・ヒチェンスのレジームチェンジ
3）マイケル・イグナティエフの人道主義的介入
4）ニーアル・ファーガスンの自由主義帝国論
5）ネオ・コンサーヴァティヴの介入論
6）「ブレアの戦争」とその説明論理
7）「人道主義的介入」論の批判
8）論争の継続―イラク戦争以降
第２章 自由と帝国論の前史―「海の帝国論」と「重商主義」
はじめに
1）海の帝国論と重商主義
2）スミスの重商主義批判
3）重商主義における自由主義的要素
4）スミスに前後する植民地論
第３章 植民改革論と古典派経済学
はじめに
1）ウェイクフィールドの植民改革論と「新しい経済学」
2）反植民地主義者ベンサムの「改宗」
3）植民改革論と古典派経済学―Ｊ・Ｓ・ミルの転換
4）リカード経済学の基本理論
5）二つの「自由貿易帝国主義」
6）理論と現実―哲学的急進主義と植民改革論
第４章 進歩的専制支配論―功利主義と植民地統治
はじめに
1）ジェイムズ・ミルのインド統治論
2）Ｊ・Ｓ・ミルの対外干渉論と専制支配論
3）進歩的専制支配論への転換
補論 ベンサムの反帝国主義と帝国主義
第５章 自由貿易の帝国主義とコブデン主義
1）自由貿易の帝国主義論争
2）コブデン主義―自由貿易による世界平和
3）コブデン主義の内実―インド開発論
4）コブデンの干渉論―その条件
5）コブデンの市場拡大論
6）自由主義者にとってのインド―躓きの石
7）マンチェスター派とは何か
8）19世紀後半における帝国論
コラム�機．僉璽泪好肇鵑肇灰屮妊鵝△修靴謄吋ぅ好瓮鵐班磴遼糎�
第６章 レセフェールと国家干渉―アイルランド飢饉
1）古典派経済学における原則と例外
2）レセフェールとアイルランド飢饉
コラム�供．圈璽襪肇灰屮妊鵑瞭瓜崚�関係
第７章 19世紀後半の自由主義と帝国
1）第一次グラッドストン内閣―ウィッグとラディカル
2）植民地分離主義とそれへの反撃
3）「初期」帝国主義論―自由から帝国へ
4）ディズレーリの「帝国主義」とグラッドストンの「反帝国主義」
5）第二次グラッドストン政権のエジプト占領
6）グラッドストン政権の崩壊とアイルランド問題
7）自由帝国主義の生成
第８章 ホブスンの反帝国主義と「帝国主義」
はじめに
1）ホブズンの『帝国主義』とは何か
2）資本輸出帝国主義をめぐる論争
3）『帝国主義』の擁護―経済的帝国主義論を超える理論
4）『帝国主義』第二部―自由主義帝国論の欺瞞
5）現代の「帝国主義」とホブスン
6）新自由主義のホブスン
第９章 自由主義帝国の実践―コンゴ改革運動
はじめに
1）「コンゴ自由国」の実態
2）コンゴ改革協会
3）コンゴ改革運動の前進と成功
4）博愛、商業帝国主義、そして異端者たち
コラム�掘 屮吋ぅ好瓮鵐箸遼肝遏廖愁灰鵐粥▲戰襯�ー、アイルランド
第10章 「自由主義帝国」論とインド飢饉
はじめに
1）『帝国―イギリスはいかに現代世界を造ったか』
2）『帝国』の問題点と批判
3）『超大国―アメリカ帝国の興亡』
4）『超大国』の問題点
5）自由主義帝国の飢饉政策―レセフェール原理主義とインド飢饉
第11章 ジョージ･オーウェルの反帝国主義と「帝国主義」
はじめに
1）ジョージ・オーウェル
2）オーウェルの思想―そのフレイムワーク
3）反ファシズム、対独戦争―反戦から参戦への大転換
4）イギリスとイギリス人―労働者、支配階級、インテリゲンチャ
5）戦争と社会革命―支配階級批判
6）反帝国主義の留保
7）反全体主義思想の完成と矛盾
8）全体主義独裁とオーウェル―人道主義的干渉の可能性
コラム�検．�タロニア讃歌―オーウェルの辿った道
第12章 イラク戦争開始の論理―自由主義と大量破壊兵器
はじめに
1）イラク戦争とイギリス
2）大量破壊兵器問題をめぐる政治抗争―世論操作と事実の解明
3）戦争の諸要因と今後の課題
あとがき
索 引
