・宇佐美誠編著　『法学と経済学のあいだ――規範と制度を考える』　勁草書房、2010年11月

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目次

はしがき――法と経済学を深めて広げる[宇佐美誠]

第1部　基本概念とモデルの再定位
第1章　効率性と正義――法と経済学の基礎理論のために[宇佐美誠]
第2章　法と経済学をめぐる法観念の相剋[長谷川晃]
第3章　人間モデルにおける規範意識の位置――法学と経済学の間隙を埋める[嶋津格]

第2部　法解釈学と経済学の内省
第4章　法の規範理論に向かって――法政策分析vs法解釈学[常木淳]
第5章　政策基礎理論としての厚生経済学の限界と今後の可能性[吉原直毅]

第3部　法制度の分析と構想
第6章　公的扶助制度に関する法と経済学――「福祉的自由への権利」の妥当性と実効性について[後藤玲子]
第7章　公教育と機会の平等――現代正義論に対する厚生経済学の影響の一側面[那須耕介]
第8章　要件事実論に対する経済学的視点からの一分析[山田八千子]

第4部　コメント
　法と経済の情報的基礎[須賀晃一]
　規範理論の核心部へ迫れ[橋本努]
　福祉の立法[瀧川裕英]

人名索引／執筆者略歴