予定表 -詳細情報-

件名 現代規範理論研究会例会
開始日時 2018年 3月 10日 (土曜日)   (全日イベント)
終了日時 2018年 3月 10日 (土曜日)  
場所 専修大学神田キャンパス
連絡先 松井暁 専修大学 matsui[at]isc.senshu-u.ac.jp
詳細 現代規範理論研究会例会のご案内

◆下記の要領にて例会を開催します。どなたでもご自由に奮ってご参加ください。予約不要です。

日時 2018年3月10日(土)14:00-
会場 専修大学神田キャンパス7号館784教室


14:00-

第1報告
「民主主義とテクノクラシーを問い直す」
杉谷 和哉氏(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程、国際高等研究所特任研究員)

参考文献
・秋吉貴雄(2013)「『科学技術イノベーション政策の科学』と公共政策学」(『研究 技術 計画』Vol.28,37-48頁)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsrpim/28/1/28_KJ00008954047/_pdf/-char/ja)
・足立幸男(2017)「わが国の政策分析の何が問題であるのか」(『産大法学』、51巻1号、1-26頁。)
http://hdl.handle.net/10965/00002439)

なお、杉谷氏からは以下のような内容紹介を頂戴しています。

「本報告では、政策研究の文脈から民主主義とテクノクラシーを再考する。元来、民主主義とテクノクラシーは対立するものであると考えられてきた。「ポスト実証主義」と言われる政策研究は、現代民主国家がテクノクラシーに陥ってしまうことを指摘し、民主主義の回復が必要であると主張し続けてきた。それに対して、専門的・技術的な政策分析の質の向上が必要だと指摘する論者らは、専門性の向上によって社会を持続可能なものにできると考えてきた。これら二つの立場は今日でも大きな潮流を形作っている。しかし、民主主義とテクノクラシーは従来考えられてきたように単に対立するだけのものなのであろうか。政策研究の議論を踏まえ、この二つの立場の異なった側面を明らかにすることを試みる。」


第2報告
「人間の尊厳と「共通善の政治学」」及び『徳と政治』(菊池・有賀・田上編著、晃洋書房、刊行予定)の「政治と徳倫理」と「社会契約論と徳」の構想
池理夫氏(三重中京大学名誉教授)

参考文献 
・「人間の尊厳と「共通善の政治学」」『社会と倫理』第32号(2017年)
・『社会契約論を問いなおす——現代コミュニタリアニズムの視座』(ミネルヴァ書房)


◆今後の例会予定
原則として、奇数月の第2土曜日に開催、1回につき2本報告が入ります。次回は2018年5月12日です。

7月以降は、まだ報告者が未定です。報告ご希望の方は、ぜひ事務局 有賀誠(ariga[at]nda.ac.jp)までご連絡ください。

なお、関東圏外から来られる報告者が、旅費・宿泊費(日帰りが困難な場合)を希望される場合には、研究会事務局から支給することも可能です。遠方の方──特に若手の方──は、積極的にお申し出ください。

事務局 松井暁(専修大学)matsui[at]isc.senshu-u.ac.jp
カテゴリー 研究会
投稿者 sato
レコード表示 公開
繰り返し
最終更新日 2018年 3月 9日 (金曜日)
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