予定表 -詳細情報-

件名 南山大学社会倫理研究所2018年度第4回懇話会(「「国際社会」と倫理」研究プロジェクト)
開始日時 2018年 11月 17日 (土曜日)   14時00分 (GMT+09:00)
終了日時 2018年 11月 17日 (土曜日)   17時30分 (GMT+09:00)
場所 南山大学社会倫理研究所
連絡先 社会倫理研究所 <ise-office@ic.nanzan-u.ac.jp> 
詳細 ■日時: 2018年11月17日(土)14時00分〜17時30分
                   (13時30分開場)

■会場: 南山大学 Q棟5階Q504教室
     アクセス→下記URLより 
http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/navi/nagoya_main.html?15_3_4

■共通テーマ:「国連職員は「正義の味方」か?」
http://rci.nanzan-u.ac.jp/ISE/ja/activities/event/013868.html

■全体趣旨:

 国連、というと、「弱者の味方」というイメージがある。難民支援や人道支援の場を見れば、それはそれで必ずしも間違っていないのだが、ノーベル賞まで受賞したことのある平和維持活動(PKO)となると、話は変わってくる。というのも、PKOは国連の活動でありながら、各国から派遣された兵士の混成部隊であり、しかも、途上国出身の兵士が多い、という問題がある。そのため、国連本部は、PKOに派遣される軍事要員に対し、さまざまな規則類を通じて、「正しく」行動することを求めてきた。こうした状況を踏まえ、今回の懇話会では、国際機構論および戦争倫理学の専門家をお招きして、国連職員や軍事専門職の専門職倫理について、現場の視点と理論的な視点の両面から検討したい。

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


■演題1:国連平和活動要員の専門職倫理感について
■報告者1:キハラハント愛
(東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム 准教授)

■趣旨:

国連平和活動の要員による犯罪・不法行為、国連で犯罪・不法行為に対処する内部法やメカニズムを検証すると、犯罪や不法行為が行われる理由として、業務の内容でも任地でもなく、個人の職業倫理が大きいということが見えてくる。国連が職員・要員に求める職業倫理とは何か、国連はそれをどのように確保しているのか、うまく確保できているのか、その理由は?国連平和活動を中心に、国連が国連の業務を遂行するのに必要な職業倫理を持った職員・要員をどう効果的に確保できているのかを考察する。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

■演題2:国連平和維持活動(PKO)に参加する兵士は、
   「輝く鎧を纏った、白馬の騎士」なのか?:軍事専門職倫理をふまえて

■報告者2:眞嶋俊造(広島大学大学院総合科学研究科 准教授)

■趣旨:

PKOに参加する兵士の「ある行い」が大きな問題になっている。その行いは職業倫理として全く褒められたものではない。しかし、それはPKOに参加する兵士だけの問題ではないし、国連だけの問題でもない。だからといって、そのような行いを擁護するつもりはないし、そのような行いが倫理的に許容されると主張する気は毛頭ない。この問題意識を契機として、本報告では、軍事専門職倫理という視座からPKOと兵士について考えてみたい。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

■コメンテータ:山田哲也
      (南山大学総合政策学部 教授/社会倫理研究所 第二種研究所員)

■司会:奥田太郎(南山大学社会倫理研究所第一種研究所員/人文学部教授)


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


■報告者紹介

■キハラハント 愛‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

《略歴》
1998年欧州安全協力機構(OSCE)選挙管理委員、1999年国連東ティモール支援ミッション(UNAMET)選挙管理委員、1999年国連東ティモール暫定統治機構(UNTAET)人権委員、2001年東ティモール真実和解委員会にて広報・アウトリーチ担当官、2003年国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)スリランカ事務所プロテクション担当官、2005年英エセックス大学人権センターリサーチ・オフィサー、2005年国連人権高等弁務官事務所(UN-OHCHR)特別報告者制度の人権委員、2006年国連東ティモール諮問委員会ディレクター補佐、と、様々な機関での勤務経験を経て、2006年UN-OHCHRネパール事務所人権委員・治安部門改革責任者。2016年国連本部において国連警察指針作成委員、2017年から現職。英エセックス大学法学部博士号取得。

《専門領域》 国際機構論、国際人権法、法の支配


■眞嶋 俊造‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

《略歴》
1998年、慶應義塾大学法学部卒。1999年、シカゴ大学大学院社会科学群修士課程修了。2000年、慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。2011年バーミンガム大学大学院グローバルエシックス研究所博士課程修了。2008年、北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター准教授。2017年より現職。

《専門領域》 応用倫理学・戦争倫理学


-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

■参加費: 無料

■主催: 南山大学社会倫理研究所
カテゴリー 研究会,講演・セミナー・シンポ
投稿者 sato
レコード表示 公開
繰り返し
最終更新日 2018年 10月 23日 (火曜日)
iCalendar(Win) iCalendar(Mac)
piCal-0.8
印刷する
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。