予定表 -詳細情報-
件名 | 第12回ケインズ学会講演会 |
開始日時 | 2018年 10月 20日 (土曜日) 13時00分 (GMT+09:00) |
終了日時 | 2018年 10月 20日 (土曜日) 16時00分 (GMT+09:00) |
場所 | 貸し会議室ルームス錦糸町店 (ティックハウス2F) |
連絡先 | 平井俊顕 olympass[at]yahoo.co.jp |
詳細 | 第12回 ケインズ学会 講演会 ・10月 20日(土) 13:00-16:00 会場:貸し会議室ルームス錦糸町店 (ティックハウス2F) 第4会議室 (総武線)錦糸町駅北口歩4分 「激動の世界情勢 − 中・ロ 経済の現状と今後」 (プレゼンター) * 安達祐子(上智大学教授) 「プーチン政権下のロシア経済の現状と今後の展開について」 (2018年5月に4期目のプーチン体制が始動したロシア。2000年に大統領に就任して以来、資源大国ロシアはどのような道を歩んできたのでしょうか。本報告では、プーチン政権下のロシアの政治経済の動向と見通しについて、考えてみたいと思います。 『現代ロシア経済:資源・国家・企業統治』名古屋大学出版会 2016) * 平川均(国士舘大学教授・名古屋大学・名) 「アジア経済成長の動態と課題:一帯一路はどうとらえられるか」 (報告では、近年、注目を集める中国の一帯一路を捉える視点、その課題等について検討する。こうした視点は、米中貿易戦争を見る場合にも、有益な視点を提供すると思われる。 中国の経済発展を分析する場合、中国一国に焦点を当てるのが一般的である。しかし、中国の発展または成長は世界経済と深く関わっており、東アジアの発展の枠組みの中で捉えられる。中国の発展にはそれに行き着く幾つかの波があった。NIESに始まり、やがてASEAN諸国、次いで中国、後発ASEAN諸国へ移動する成長の波である。こうした発展を通じて、東アジアは世界の生産基地であると同時に市場へと成長してきた。 だが、発展のメカニズムは今世紀に入って大きく変化している。その頂点に立って中国の一帯一路が構想されている。それは中国から中央アジアを通ってヨーロッパに至る陸のシルクロードと東南アジアを通ってインド洋を横断する海のシルクロードの2つから成るインフラ投資中心の開発計画である。国際開発協力の枠組みが採られ、圧倒的な中国の資金提供によって進められている。 この構想に対しては、昨年ごろから様々な課題が顕在化しており、多くの困難が立ちはだかり、その評価は様々である。だが、一帯一路構想は東アジアの発展を広域アジアに広げ、さらにユーラシア経済圏を生み出す可能性を秘めている。視点を変えれば、中国によるこの構想は、資本主義世界経済の構造転換を推し進め、新しい段階に引上げた可能性がある。報告では上記の視点から、一帯一路の意義を検討する。同時にその課題につて考える。) (モデレーター) 平井俊顕 (上智大学・名) |
カテゴリー | 研究会,講演・セミナー・シンポ |
投稿者 | sato |
レコード表示 | 公開 |
繰り返し | |
最終更新日 | 2018年 10月 8日 (月曜日) |
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