研究会blog - 第15回研究会について

第15回研究会について

カテゴリ : 
研究会
執筆 : 
sato 2013-11-18
 今回は、対照的な研究スタイルをとる2人の若手研究者をお招きし、
個別の研究テーマを離れて「経済思想研究とは何か、どんなもので
あるべきか」という大きなテーマについて闊達にお話しいただきます。
議論の活性化のため、コメンテーターはあえてそれぞれの報告者と
研究スタイルの異なる、世代の近い方々にお願いしました。

 報告者の1人目は、玉手慎太郎さん(東北大学大学院博士課程)です。
現代的な規範理論や政治経済学への強い志向からセンやロビンズの
経済思想に取り組み、2012年には第5回・社会倫理研究奨励賞
(南山大学社会倫理研究所)を受賞されている玉手さんに、「経済思想
研究についての方法論的覚書」と題してご報告いただきます。

 玉手報告へのコメントは、『アダム・スミスの近代性の根源――市場は
なぜ見出されたのか 』(京都大学学術出版会、2013)を世に問われた
気鋭の思想史研究者である野原慎司さん((京都大学経済資料センター)、
そしてプリーストリー研究に果敢に取り組む新進の松本哲人さん
(関西大学ほか非常勤)にお願いしました。さらに世話人のひとりの
板井広明さん(ベンサム研究、青山学院大学ほか非常勤)にコメントと
司会進行をご担当いただきます。

 報告者の2人目は、林直樹さん(尾道市立大学経済情報学部)です。
篤実な研究スタイルで知られる正統派の思想史研究者として、
すでに『デフォーとイングランド啓蒙』(京都大学学術出版会、2012)を
刊行された林さんに、「社会思想史研究についての方法論的覚書」と
題してご報告いただきます。

 林報告へのコメントは、20世紀アメリカの消費経済論や日本の女性
経済学者の系譜の再評価に意欲的に取り組む生垣琴絵さん(小樽商科
大学教育開発センター)、合理的選択理論の思想史的分析やアロー
研究を開拓しつつある西本和見さん(中部大学全学共通教育部)に
お願いしました。さらに世話人のひとりの高橋聡さん(ワルラス研究、
中央大ほか非常勤)にコメントと司会進行をご担当いただきます。

 また討論全体の統括コメントを、世話人のひとりの原谷直樹さん
(経済学方法論、群馬県立女子大国際コミュニケーション学部)に
ご担当いただきます。

 今後、多くの方々と「経済思想研究の未来」を論じていく機縁となる
会としたいと考えております。これまで当研究会とは御縁のなかった
方々にも、ぜひこの機会にご出席いただけますと幸いです。

 なお終了後は、JR天満駅(地下鉄・天神橋筋六丁目駅)方面に
移動し、いささか趣向を凝らした懇親会を開催する予定でおります。
こちらもぜひご予定にいれていただけますと幸いです。

 佐藤方宣 関西大学経済学部 masanobu[at]kansai-u.ac.jp
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