研究会blog - [第7回] 第7回研究会について

[第7回] 第7回研究会について

カテゴリ : 
研究会
執筆 : 
sato 2010-11-10
 第7回研究会では,グローバリゼーションをめぐる問題を論じた2つの書籍の合評会を行います.

 第1セッションは,マンフレッド・B・スティーガー『新版 グローバリゼーション』(岩波書店、2010年4月)の合評会です.原書はこちらこちらもご参照を).

 今回は,訳者のおひとり(第6章担当)である山川俊和氏(一橋大学大学院経済学研究科特任講師)をお招きし,本書の紹介的検討といったニュアンスのご報告をいただいたうえで,この本をめぐってフロアのみなさんと討論したいと思います.

 第2セッションは,中山智香子氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授)の最初の単行書となった『経済戦争の理論――大戦間期ウィーンとゲーム理論』(勁草書房,2010年)の合評会です.

 コメンテーターは,竹田茂夫氏(法政大学経済学部教授)にお引き受けいただくことができました.『ゲーム理論を読みとく――戦略的理性の批判』(ちくま新書,2004年)『思想としての経済学――市場主義批判』(青土社,2001年)など,ゲーム理論をはじめとする経済学という知のあり方について省察を重ねてこられたお立場から,どのようなコメントがいただけるか,たいへん楽しみです.
 
※なお中山書の書評としては,西谷修氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授)による以下のものが発表されています.ご参考までに.

 「戦争を代替する経済と経済学化する戦争――平和を謳う自由主義経済学の「暴力性」とその由来」(『図書新聞』2010年05月08日,第2965号)。 
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