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『現代思想』 2009年5月号 「特集 ケインズ――不確実性の経済学」、青土社

 以下、青土社の紹介ページ より。
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特集=ケインズ 不確実性の経済学

【ケインズと現代】
ケインズの思想 / 伊東光晴
ケインズ=ベヴァリッジの時代を振り返って / 宇沢弘文

【危機の経済学】
考えられない破綻がケインズを蘇らせた / ロバート・スキデルスキー (訳=平井俊顕)
ケインズと恐慌 / アクセル・レィヨンフーヴッド (訳=佐藤隆)
いったい誰がケインズ主義者なんかになるのか / メグナッド・デサイ (訳=沖公祐)

【資本主義の転換】
なぜアメリカの景気刺激策は失敗する定めにあるのか / デイヴィッド・ハーヴェイ (訳=長原豊)
資本主義(市場主義)はいずこへ 転機のマニフェスト / 平井俊顕

【貨幣】
不況への新たなアプローチ 『一般理論』 を読み直す / 小野善康

【不確実性】
『確率論』 のパースペクティヴ 多元的な不確実性の論理 / 伊藤邦武
「時間」 と 「不確実性」 の理論 / 小島寛之

【国家】
ケインズへの回帰なのか / アントニオ・ネグリ (訳=長原豊)
ブリダンの驢馬と血気 ケインズの〈永遠の現在(いま)〉 / 長原豊
ケインズ主義の可能性と限界 カレツキ経済学の視点から / 鍋島直樹

【理論】
ケンブリッジ学派の雇用・利子・貨幣理論とケインズ / 伊藤宣広
ケインズ、その可能性の中心 / 吉田雅明
 それぞれ、『朝日新聞』朝刊の大阪版に掲載されたもののようです。リンク先は一定期間後、消去されると思います。 
立岩真也「ただ生きられる世界に 1」 (2009年3月2日)
立岩真也「ただ生きられる世界に 2」(2009年3月9日)
シリーズのバックナンバー
 江頭進氏へのインタビューです。全5頁。

「『小泉構造改革』は誤解の集積だった――自由主義研究家の江頭進・小樽商科大教授に聞く」『日経ビジネス・オンライン』(2009年3月16日)
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 世界的な経済危機の一方で、国内では郵政民営化など小泉純一郎政権による構造改革の揺り戻しとされる政治的混乱も広がっている。そんな中、危機打開のヒントを経済学の古典に求めて学び直そうとする本が書店に数多く並ぶ。小泉構造改革を生んだ「新自由主義」と呼ばれる経済政策への論評も盛んだ。こうした政策の背後にあったとされるのは、オーストリア生まれの経済学者フリードリッヒ・ハイエクらの経済理論である。英国のマーガレット・サッチャー元首相や米国のロナルド・レーガン元大統領らの政策の精神的支柱とされる。だがハイエク研究の第一人者として知られる江頭進・小樽商科大学教授は、昨今のハイエク批判や肯定論のいずれもハイエクへの誤解に基づくと指摘。「経済学的」思考に縛られた改革への反省が生まれた背景と、新しい経済学の研究が示す社会の方向を語る。
(聞き手は大豆生田 崇志)
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『毎日新聞』掲載の対談記事のご紹介です。リンク先は一定期間後、消去されるものと思われます。

「中島岳志的アジア対談: 金融危機、保守と国家――中野剛志さん」(『毎日新聞』2009年2月19日・夕刊)

中野剛志さんのご著書については こちら もご参照を。 
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