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Ryu Susato "Hume's Sceptical Enlightenment", Edinburgh Univ Press, Sep.2015.

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目次

Acknowledgements
List of abbreviations and conventions

1. Introduction
2. 'The empire of the imagination': The association of ideas in Hume's social philosophy
3. 'What is established'? Hume's social theory of opinion
4. 'Innocent luxury' and 'Refinement': Hume's nuanced defence of luxury
5. Taming 'the tyranny of priests': Hume's advocacy of religious establishments
6. 'To refine the democracy': Hume's perfect commonwealth as a development of his political science
7. Human society 'in perpetual flux': Hume's pendulum theory of civilisation
8. 'Prince of sceptics' and 'prince of historians': Hume's influence and image in early nineteenth-century Britain
Conclusion
Bibliography
Index.
萱野稔人 『成長なき時代のナショナリズム 』 角川新書、2015年10月

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目次

第一章 ナショナリズムの新局面
第二章 パイが拡大しない社会という現実
第三章 変容する世界のパワーバランスのなかの日本
第四章 これまでの常識からどう脱却するか
第五章 ナショナリズムを否定するのではなく、つくりかえること
グンナー・ミュルダール 『ミュルダール――福祉・発展・制度』 藤田菜々子訳、ミネルヴァ書房、2015年10月

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目次

凡 例
第1章 経済学における目的と手段
第2章 景気循環における財政政策
第3章 人口問題と政策
第4章 社会理論と社会政策の関係
第5章 いっそう緊密に統合された自由世界経済に向けて
第6章 貿易と援助
第7章 世界の発展における平等問題
第8章 紹介への返答――経済学の発展における危機と循環
第9章 発展とは何か
第10章 制度派経済学
第11章 功利主義と現代経済学
解 説 ミュルダール経済学の方法・範囲・時代精神(藤田菜々子)
1 ミュルダールの生涯と業績…304
 2 各論文についての解説
訳者あとがき
人名・事項索引
凡 例
川口浩/石井寿美世/ベティーナ・グラムリヒ=オカ/劉群芸 『日本経済思想史――江戸から昭和』 勁草書房、2015年9月

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目次

はしがき

第一部
第1章 経済思想史とは
 一 思想
   思想の三角形◆観念◆判断・価値基準・基軸的価値◆行動◆創造◆理論化と政策化
 二 日本
 三 歴史
 四 経済と経済史
 五 経済思想と経済思想史
 六 経済学史
 七 経済思想を理解する方法
   行動◆言葉◆思想の分析的理解◆企業者・政策者・知識人

第2章 身分制社会の成立
 一 元和偃武
 二 農工商

第3章 泰平の世の武士
 一 兵学と儒学
 二 山鹿素行の自問自答
 三 経世済民

第4章 脱市場の経世済民論
 一 町の繁盛、武士の借銀
 二 熊沢蕃山
   修学と政治体験◆道◆道徳的退廃◆経済的困窮◆政治の実効性◆状況への対応◆
   道徳的改革の遷延◆経済と道徳◆武士土着◆陽明学と朱子学

第5章 将軍権力による脱市場
 一 徂徠豆腐と赤穂事件
 二 朱子学の否定
 三 人工物としての道
 四 為政者
 五 現状認識
 六 武士土着
 七 公儀と大名
 八 物価と貨幣

第6章 経世論の曲がり角
 一 孤高の太宰春台
 二 争競ノ心
 三 聖人の道
 四 老子ノ無為
 五 現状認識
 六 国を富す術

第7章 将軍徳川吉宗と実務派官僚
 一 財政難と貨幣改鋳
 二 享保改革
   年貢の増徴◆貨幣の良鋳◆享保期の物価問題◆元文の貨幣改鋳◆
   吉宗の不満◆年貢の金納化

第8章 百姓・町人の自己認識・自己主張
 一 社会的有用性
 二 勤労の倫理
   宮崎安貞◆西川如見◆石田梅岩

第9章 田沼政治と多様化する思想界
 一 田沼意次
   賄賂政治家?◆財政難への対応◆貨幣政策
 二 一八世紀後半期の思想界

第10章 市道と国益
 一 海保青陵
   経営コンサルタント◆市道◆大名の借金◆財政再建策◆徂徠学の末裔
 二 国益
   武家財政と国益◆三浦梅園の国益

第11章 日本と国学
 一 中華から支那へ
 二 日本の上昇
 三 本居宣長
   国学◆人と神◆大政委任◆現実政治◆経済思想史における本居宣長

第12章 職分と遊民
 一 職分
 二 宵越しの銭

第13章 生活の持続
 一 江戸時代の経済成長率
 二 ほどほどの倹約
 三 利用厚生正徳

第14章 一九世紀における世界像の転換
 一 国内の経済構造と地域表象
 二 日本における西洋像の展開
 三 一九世紀における国際環境の変化と世界像の転換

第15章 「鎖国」論と「開国」論
 一 「鎖国」論
 二 本多利明の「開国」論
 三 横井小楠の「開国」論

第16章 東アジアと西洋の人間観・社会観
 一 近世日本と近代日本の連続・非連続
 二 東アジアの人間観・社会観
 三 西洋の人間観・社会観
 四 古典派経済学
 五 日本における西洋経済学の受容

第17章 「明治啓蒙」の知識人
 一 福沢諭吉
 二 高田早苗

第18章 明治政府の殖産興業政策
 一 政府紙幣
 二 国際金本位制
 三 新貨条例と国立銀行
 四 政府政官の誘導奨励
 五 国家による起業
 六 銀本位制と日本銀行

第19章 産業・貿易構想
 一 田口卯吉
   人の「天性」と社会の「進歩」◆政府の「干渉保護」と社会の秩序◆
   「経済世界」における「大理」と「無為」の「治道」
 二 犬養 毅
   人の「稟性」と一国の「幸福」◆「文明劣等国」における「保護」政策◆
   政治の役割と価値

第20章 高等教育と企業家群
 一 近代日本における企業の生成
 二 高等教育と経営者
 三 高等教育機関の卒業生の進路
 四 高等教育と地方企業家群
 五 企業家の経済思想

第21章 組織化された企業者活動
 一 渋沢栄一
   人と社会――企業家の「職分」と「国家」◆手段としての「論語」、目的としての「富」
 二 伊東要蔵
   「家産」と「私有」◆「人」と「世界」◆人の「天性」と社会の「発達進歩」

第22章 近代工業と二〇世紀の新産業
 一 武藤山治
   輸出産業=綿糸紡績業の「日本的経営」者◆人間観・社会観◆
   「番頭」の職分と「国家的」事業
 二 堤康次郎
   「新中間層」に向けた二〇世紀の新事業◆「感謝」と「奉仕」

第23章 体制批判の視座
 一 中江兆民
   規範主義的人間観・社会観◆近代の陰への眼差し
 二 安部磯雄
   キリスト教の受容と社会問題への開眼◆社会主義の受容

第24章 社会政策と日本的マルクス主義
 一 福田徳三
 二 山田盛太郎
   マルクス主義への関心◆日本資本主義論争◆講座派マルクス主義の見解◆
   講座派マルクス主義の説得力

第25章 世界と日本の模索
 一 第一次世界大戦と一九二〇年代
 二 国際協調と産業合理化
 三 新平価金輸出解禁論
 四 世界大恐慌と満州事変
 五 新秩序の構想
 六 対米開戦

補章「戦後」の経済思想史

第二部
第26章 欧米における日本経済思想史研究
 一 日本学の始まり――ヨーロッパのアマチュアたち
 二 日本におけるアマチュアとその組織
 三 第三の波――専門化
 四 戦後欧米における展開――近代化論
 五 結論

第27章 東アジアにおける日本経済思想史研究
はじめに
 一 日清・日露戦争〜第一次世界大戦
 二 第一次世界大戦〜一九四五年
 三 一九四五〜一九七〇年代
 四 一九七〇年代末期〜一九九八年
 五 一九九八年〜今日
 六 事例研究――中国における日本経済思想史研究
 おわりに――東アジアから見る日本経済思想史

参考文献
人名索引
小林純 『ドイツ経済思想史論集 III』 唯学書房、2015年9月

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目次

ドイツ経済思想史論集靴悗僚論
 一 経済秩序と統治/二 資本主義という動態経済/三 合理性/四 自由対介入/五 ヴェーバー研究
ドイツ語圏における経済学史叙述の展開―経済学史成立の背景
 一 はじめに――対象設定/二 クニース/三 シェール/四 シュンペーター/五 おわりに
新自由主義について
 一 はじめに――課題と限定/二 経済的弱者の保護という要請/三 ドイツ新自由主義の生成局面/四 非「新自由主義」者/五 私的イニシァティブ/六 おわりに
ノイラート研究の新局面――桑田学氏の著書によせて
 一 はじめに/二 桑田学『経済的思考の転回』の内容紹介/三 桑田氏の研究をめぐる若干のコメント
ヴェーバーの音楽研究について―テクストをめぐる諸事情
 一 はじめに――対象と接近法/二 マリアンネの『伝記』から/三 ドイツ社会学会大会 一九一〇〜一九一二年/四 女友達/五 その他の事情/六 他の著作との関連/七 テクストの運命/補節――音楽論 
書評・その他
 一 書評 ネメット他編『オットー・ノイラートの経済学』/二 人物紹介 経済学者ヴェーバー/三 資料紹介 ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター「思想家カール・マルクス」/付録 講演記録 図書館利用者の感想
マーク・ブライス 『緊縮策という病――「危険な思想」の歴史』 田村勝省訳、若田部昌澄監修、NTT出版、2015年9月

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目次

序文:緊縮――個人的な体験

第1章 緊縮・債務・教訓劇の初歩
なぜ緊縮なのか?
本当は公的債務危機ではない
ビル・ゲイツ、債務に関する2つの真実、そしてゾンビ
それでは「あのすべての債務」は重要ではないのか?
債務とデレバレッジの分布?
本書の要約

第吃堯,錣譴錣譴呂覆爾澆鵑紛杤未靴覆韻譴个覆蕕覆い里?

第2章 米国:大きすぎて潰せない?――銀行家・救済・国家批判
発生源:レポ市場と銀行取り付け
付帯的(コラテラル・)損害(ダメージ):米国スタイル
増幅器:金融(デリ)派生(ヴァ)商品(ティヴ)
相関と流動性
第1の目隠し:テール・リスク
タレブの黒鳥(ブラック・スワン)とファット・テール型の世界
弾を数える
第2の目隠し:金融思想の政治力
古い指示書を引き裂く
新しい指示書の問題
金融の決算:総コスト
大きすぎて潰せない?

第3章 欧州:大きすぎて救済できない――永続的緊縮の政治学
危機が欧州を襲う
12カ月間だけのケインジアン
ドイツ・イデオロギー
歪んだ政治
トロントへの道
欧州PIIGS諸国の公的債務の問題:ギリシャ
アイルランドとスペイン:不動産バブル問題
ポルトガルとイタリア:低成長の危機
混乱した相関関係と因果関係の混乱:緊縮が注目を浴びる瞬間
近代史上最大のおとり商法
EUとユーロ:遠すぎた橋
ドイツに遅れずについて行く
ユーロはなぜ通貨面での破滅装置になったのか
すべてのモラル・ハザード取引の生みの親
王様が小さくみえる
付帯的損害――欧州スタイル
民主主義下でも(一時的なら)金本位制を運営できる
しかし、なぜそうしているかについて真相を語ることはできない
結論:ユーロの破壊とハイエクの悪夢


第局堯ゞ杤椋に関するもう一つの歴史

第4章・5章・6章に対する序論――緊縮策に関する思想史と自然史
「他に選択肢はない」(TINA)では不十分
緊縮に欠けている歴史と征服された過去
緊縮政策の現在にかかわる異議申し立て

第4章 「危険な思想」の歴史(1692-1942年)
パート1: 緊縮の古典的起源
ジョン・ロック:「人類は地球の不平等な所有に合意している」
ジョン・ロックが想像した市場
ジョン・ロックが想像した国家
デービッド・ヒューム:「公的信用は国家を破壊させるだろう」
デービッド・ヒュームは債務に絶望する
アダム・スミス:「債務の慣行がそれを採用したすべての国を次第に衰弱させてきている」
アダム・スミスの生産的吝嗇
スミスは(不本意ながら)国家を持ち込む…
ロック、ヒューム、スミス:デフォルトで緊縮をもたらす
パート2:緊縮の台頭
痛みの増大:緊縮と近代国家との出会い
新自由主義とネオリベラリズム
米国スタイルの緊縮:清算主義
英国色を帯びた緊縮:大蔵省見解
1930年代英米式緊縮の終焉:ケインズとシュンペーター
ケインズの反緊縮論
シュンペーターの退却

第5章 危険思想の精神史(1942-2012年)
パート1:緊縮は欧州に故郷を、米国に足がかりを見出す
ようこそドイツへ:まずは貯蓄、買い物はその後!
後発であることの重要性
オルド自由主義の起源
消費ではなく競争が成長につながる
秩序(オルド)の構築
ドイツではケインズがクラウディング・アウトされる
オルド自由主義の欧州
緊縮政策の米国における足場:オーストリア学派 ★
オーストリア学派の好景気・不景気入門書
信用の逼迫と破綻に関するハイエク/ミーゼスのモデル
介入の(想定される)愚かさ
米国のオーストリア式への傾倒:オーストリア式であることの賛否両論
パート2:緊縮の実践者
世界的にケインズを押しやる(クラウディング・アウト):マネタリズム・公共選択・民主主義の危険性
ネオリベラリズム:フリードマンのマネタリズム
ネオリベラリズム:民主主義が問題だ
中央銀行の独立性が解決策
緊縮策とネオリベラリズム:政策余地を広げる
海外で緊縮政策を性能実験する:ワシントン・コンセンサスとIMFの金融モデル
ブレトンウッズ機関の刷新
IMFの隠れた「(英国)大蔵省意見」
パート3:緊縮の実施
夕食を飛ばしても無料の昼食がある:拡張的緊縮はイタリアが起源
民主主義は、インフレだけでなく債務も生み出す
削減して繁栄に至る――再び
緊縮の増幅:支出や税金に関するボッコーニ学派の意見
TINAの復帰
ケインズの棺桶を釘付けにする
ようこそ緊縮へ:貯金がないなら買うな!

第6章 緊縮の自然史(1914-2012年)
はじめに:歴史の教訓・1980年代・REBLL同盟
パート1:なぜわれわれは緊縮を危険思想と考えたか?
輝くものの魅力:金本位制と緊縮策
ユーロ圏にとって金本位制から2つの教訓
1920年代-30年代における緊縮策と世界経済
米国における政策としての緊縮(1921-37年)
ポンドと大蔵省見解を擁護する:英国の緊縮(1921-39年)
緊縮策を放棄する:スウェーデンの教訓(1921-38年)
政策や政党イデオロギーとしての緊縮:ドイツ(1923-33年)
『真珠湾攻撃を敢行したあの素晴らしい民族』:日本の緊縮策と軍事拡張(1921-37年)
フラン――フランスではない――を防衛する:フランスの緊縮政策(1919-39年)
緊縮の危険な教訓
パート2:緊縮の新しい事例
1980年代の拡張的財政収縮がREBLL同盟に遭遇する
拡張的緊縮策の再検討(再修正)
1980年代の事例にみる期待・拡張・緊縮
「緊縮神話」の正体を暴く
REBLL同盟とデット・スター:緊縮というSFにおける冒険
REBLLの成長モデル
にもかかわらず別の銀行危機
REBLL同盟からの人生教訓

第敬堯〃誅

第7章 銀行業の終焉、新しい物語、多難な先行き
結論に代わる臆測
銀行業の終焉
戻ってきた財政調整の物語:アイルランド・アイスランド・緊縮の代替策
先行き多難な時期
池田幸弘・小室正紀編 『近代日本と経済学――慶應義塾の経済学者たち』  慶應義塾大学出版会、2015年9月

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目次

はじめに


序 章(小室正紀)
 1 本書の課題
 2 教育組織の変遷
 3 大学部開設以降の学科担当者の変遷
 4 大学部以降の科目内容・人事体制・研究団体・機関誌
 5 本書の読み方


第1章 福沢諭吉の経済思想 ―― その時論と理想と思想(小室正紀)
 1 はじめに
 2 福沢諭吉の経済理論をどう考えるか
 3 松方財政批判の時論に見る経済思想
 4 むすび ―― なぜ完全雇用を重視したか


第2章 近代化における小幡篤次郎の役割(西澤直子)
 1 はじめに
 2 生涯
 3 経済書の翻訳
 4 近代化における小幡篤次郎の役割
 5 おわりに


第3章 ギャレット・ドロッパーズとドイツ経済思想(池田幸弘)
 1 はじめに
 2 ドロッパーズ「財政学講義」の編別構成
 3 イギリス古典派、ドイツ経済思想とドロッパーズ
 4 鉄道は民営化すべきか、国営化すべきか
 5 最適な課税
 6 むすびに代えて


第4章 堀江帰一の人物像・学説・思想(上久保敏)
 1 はじめに
 2 堀江帰一とはどういう人物か
 3 教育者・研究者としての堀江帰一
 4 実践家としての堀江帰一
 5 日本経済学史における堀江帰一 ―― むすびに代えて


第5章 気賀勘重とオイゲン・フォン・フィリッポヴィッチ(ギュンター・ディステルラート、池田幸弘訳)
 1 はじめに
 2 気賀勘重の履歴 ―― ドイツに行くまで
 3 気賀勘重のドイツでの足跡とドイツ人教授たち
 4 日本人がドイツ語で発表した経済学の博士論文
 5 気賀勘重の博士論文
 6 ドイツでの収穫 ―― 気賀勘重の翻訳・解説
 7 気賀勘重はなぜ『フィリッポヴィッチ氏経済原論』と『経済政策』を研究や翻訳のために選
   んだのか
 8 フィリッポヴィッチの経歴
 9 フィリッポヴィッチの著作
 10 フィリッポヴィッチの立場
 11 気賀勘重の著作
 12 慶應義塾大学と気賀、政治家としての気賀
 13 気賀勘重の立場


第6章 福田徳三の経済思想 ―― 厚生経済研究と福祉国家(西沢保)
 1 はじめに
 2 小泉信三の評価 ―― 福田と慶應義塾
 3 資本主義と社会主義の狭間で
 4 生存権の社会政策 ―― 国民的最低限:福祉国家
 5 厚生経済研究
 6 おわりに


第7章 小泉信三と理論経済学の確立 ―― 福田徳三との対比を中心に(池田幸弘)
 1 はじめに
 2 経済現象の歴史性と超歴史性、そしてロビンソン・クルーソー経済の前提
 3 経済の主要法則
 4 価値と富
 5 時間の経過の中での経済活動 ―― 生産期間の長期化
 6 経済循環
 7 総合的社会科学の構築者としての福田と小泉 ―― むすびに代えて


第8章 高橋誠一郎の経済学史研究(武藤秀太郎)
 1 はじめに
 2 学生時代の高橋誠一郎
 3 協同主義と浮世絵
 4 連続する「文化国家」の理念
 5 おわりに


第9章 商学の成立と向井鹿松(平野蓮
 1 はじめに
 2 向井鹿松の経歴
 3 向井鹿松の商学の特徴
 4 商学部分離問題
 5 おわりに


第10章 野村兼太郎と黎明期の経済史学(斎藤修)
 1 はじめに
 2 慶應義塾における経済史家の誕生
 3 日本経済史へ
 4 野村経済史学
 5 野村以後への展望


第11章 忘れ去られた経済学者 ―― 加田哲二とドイツ経済思想史(原田哲史)
 1 はじめに
 2 加田の生涯と著作 ―― 1931年に至るまでそして戦時体制下で
 3 加田『独逸経済思想史』の大構想とその難点および独自性
 4 むすび


第12章 激動の時代の経済学 ―― 自由放任主義の終焉と国家の経済介入(柳澤治)
 1 はじめに
 2 向井鹿松の統制経済論 ―― 「合理化」・「統制」と「企業改造」
 3 加田哲二の時代認識 ―― 昭和研究会と経済新体制問題の中で
 4 武村忠雄と戦争経済
 5 おわりに


第13章 新古典派の台頭と経済学の制度化・国際化(川俣雅弘)
 1 新古典派経済学とは
 2 新古典派経済学の展開
 3 戦前の研究
 4 経済学の制度化と国際化
 5 基礎理論の確立と経済諸問題への応用
 6 新古典派の台頭とマルクス経済学の衰退
 7 大学の学問的アイデンティティ


第14章 三田の計量経済学(宮内環)
 1 はじめに
 2 三田の計量経済学 ―― 市場の科学としての経済学
 3 統計学と三田の計量経済学
 4 海外の学会と三田の計量経済学
 5 おわりに


 あとがき
 索引
『総力ガイド! これからの経済学――マルクス、ピケティ、その先へ (経済セミナー増刊) 』  日本評論社、2015年9月

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目次

■第I部 経済学のいま

【鼎談】 Discussion
経済学はどこから来て、どこに向かうのか? [岩井克人×橋本努×若田部昌澄]

【図解! 経済学説史】History of Economics
学説からたどる経済学の歴史 [山崎好裕]

【経済学再考】 Re-examination of Economics
経済学とはどのような学問か [伊藤元重]
なぜ「主流派経済学」は「主流派」になったのか [山崎聡]
マルクスから見える資本主義の問題点 [的場昭弘]
「経済学批判」はどのような歴史的系譜をもつのか:異端派と反経済学の展開      [佐藤方宣]
『21世紀の資本』は資本主義の失敗を物語るか [二宮厚美]
ある実証経済学研究者の、トマ・ピケティの著作への感想 [神林龍]

■第II部 挑戦する経済学

(1)歴史的大転換に挑む
【インタビュー】歴史の流れと経済学 [吉川洋]
【マルクス経済学】社会の地殻変動を把握するトータルな思考 [沖公祐]
【オーストリア学派】市場の機微への深淵な洞察を生み出し続ける独自の歴史と視点
[尾近裕幸]
【制度経済学】一世紀の時を経て再生・復活、経済システムの多元性と進化の経済学へ  [磯谷明徳]
【ケインズ経済学】ケインズ経済学の生誕と興隆 [小峯敦]
【ポスト・ケインズ派】「有効需要の原理」を軸に代替理論の構築をめざす [鍋島直樹]
【レギュラシオン理論】比較制度分析と歴史分析にもとづく経済学の革新 [遠山弘徳]
【新自由主義】自由で、公正で、効率的な市場というスローガンは現実か [服部茂幸]
【政治経済学】資本主義と民主主義、あるいは資本主義と福祉国家の両立は可能か     [若森章孝]

(2)経済学のフロンティアに挑む
【インタビュー】サイエンスとしての経済学を始めよう:フューチャー・デザインを目指して [西條辰義]
【進化経済学】生物進化の視点からリアルな市場経済を理解する [西部忠]
【経済物理学】経済物理学の誕生・発展、そして、収穫期 [高安秀樹]
【ファイナンス】ファイナンスはどういう分野か [大橋和彦]
【空間経済学】立地と貿易、そして脱「国境」 [佐藤泰裕]
【行動経済学】伝統的経済学の枠組みを広げて現実の人間行動を描写する [大竹文雄]
【神経経済学】経済行動の意思決定メカニズムを解明する新分野 [田中沙織]
【実験経済学】人間の認知・思考過程を明らかにする [川越敏司]
【マーケットデザイン】制度設計の科学への招待 [小島武仁]
【家族の経済学】家族の役割という古くて新しい問題に取り組む [宮澤和俊]
【教育経済学】教育政策の効果測定に向けて [中室牧子]
【医療経済学】人々の「健康」のために、発展し続ける経済学 [野口晴子]

(3)政策運営に挑む
【インタビュー】経済学と政策をつなぐ [安田洋祐]
【ミクロ経済学】市場と価格の役割に対する理解を深める [林貴志]
【マクロ経済学】賃上げが救う世界のマクロ経済 [脇田成]
【計量経済学】経済行動の数式表現と数値計算 [森棟公夫]
【ゲーム理論】経済学とゲーム理論:歴史と展望 [小原一郎]
【産業組織論】今日の技術と市場を考える [青木玲子]
【厚生経済学】個人の厚生と規範に光を当てる経済学 [後藤玲子]
【公共経済学】市場メカニズムを「補い」、「正す」政府の活動を分析する [村瀬英彰]
【国際経済学】グローバル化でわれわれの生活は悪化するのか [友原章典]
【労働経済学】労働経済学では格差をどう捉えてきたか [黒田祥子]
【環境経済学】多種多様な環境問題を分析する [馬奈木俊介]
【開発経済学】理論と現実に根差した発展メカニズムの探求 [鈴木綾]
【法と経済学】法は希少な資源を配分する [常木淳]
【経済史】歴史学の方法と経済学の知見を統合 [岡崎哲二]

(4)ピケティの問題提起に挑む
【インタビュー】経済学に懐の深さを [中山智香子]
【グローバル税制】資産格差縮小のための有効な政策手段 [諸富徹]
【所得格差】 格差是正策がなければ経済成長は見込めない [橘木俊詔]
【フランスの経済思想】共生のための経済思想:MAUSS(モース) [藤岡俊博]
【対抗的グローバリズム】グローバリゼーションに伴う諸問題の批判的検討 [大屋定晴]

■書評コラム
アダム・スミス 『国富論』 [野原慎司]
リカードウ『経済学および課税の原理』 [佐藤有史]
マルクス 『資本論』 [田中英明]
マーシャル『経済学原理』 [松山直樹]
ピグー『厚生経済学』 [高見典和]
ケインズ 『雇用・利子および貨幣の一般理論』 [伊藤宣広]
シュムペーター 『資本主義・社会主義・民主主義』[酒井弘格]
ポラニー『大転換』 [若森みどり]
ハイエク『個人主義と経済秩序』 [吉野裕介]
フリードマン『資本主義と自由』 [原谷直樹]
ピケティ『21世紀の資本』 [山田知明]
ジョシュア・グリーン『モラル・トライブズ――共存の道徳哲学へ』  竹田円訳、岩波書店、2015年8月

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目次

【上巻】

序章 常識的道徳の悲劇

第一部 道徳の問題

第1章 コモンズの悲劇

第2章 道徳マシン

第3章 あらたな牧草地の不和

第二部 速い道徳,遅い道徳

第4章 トロッコ学

第5章 効率性,柔軟性,二重過程脳

第三部 共通通貨

第6章 すばらしいアイデア

第7章 共通通貨を求めて

第8章 共通通貨の発見

原注/索引


【下巻】

第四部 道徳の断罪

第9章 警戒心を呼び覚ます行為

第10章 正義と公正

第五部 道徳の解決

第11章 深遠な実用主義

第12章 オートフォーカスの道徳を超えて

著者より/謝辞/解説(阿部修士)

書誌/原注/索引