近刊・新刊情報 - 201912のエントリ

安井俊一 『J・S・ミル社会主義論の展開』御茶ノ水書房、2019/12/10

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目次

1 今なぜミルなのか?

2 ミル以前の所有の思想

3 若きミルの思想形成

 (1) 家庭環境と父の英才教育

 (2) フランス留学

 (3) 精神の危機

 (4) ミルとハリエット・テイラー

 (5) ミルとオウエン主義

 (6) ミルとサン・シモン主義

 (7) ミルの思想敵特質について

4 ミルの社会主義論

 (1) 方法論

 (2) 『経済学原理』までの社会主義論

 (3) 『経済学原理』の社会主義

 (4) 遺稿「社会主義論集」

5 ミルの社会主義に対する批評:マルクス、シュンペーター、ロビンズ

6 ミルの思想から現代を考える
佐藤光 『日本リベラルの栄光と蹉跌』晃洋書房、2019/11/20

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目次

序章 戦前日本のリベラリズム
 1 問題
 2 方法
 3 本書の構成

第1章 政治 大衆民主主義がもたらした軍国主義
 1 「大衆」の登場
 2 ワシントン体制の成立と崩壊
 3 政治的リーダーシップの問題
 4 政治の両極――共産主義と国粋主義の運動
 5 日本リベラルの政治的・哲学的課題

第2章 経済 戦間期経済の諸問題
 1 「“雑貨屋”の帝国主義」あるいは戦間期日本経済の可能性
 2 金本位制の呪縛と昭和恐慌
 3 高橋財政の成果
 4 前途に待ち受けていた諸問題
  (1) 財閥と寡占体制
  (2) 経済格差の拡大と労働者と農民の状態
  (3) 社会経済構造改革の問題
  (4) 外貨の制約と国際環境
 5 ありうべき解決策
 
第3章 社会 中間集団の可能性と現実
 1 間奏曲
 2 トクヴィル再考
 3 政党
 4 企業組織
 5 労働組合
 6 産業組合あるいは農業組合
 7 「家」あるいは家族

第4章 文化 「文化的真空」の帰結
 1 関東大震災の衝撃から
 2 大衆文化という「文化的真空」
 3 「知識人の阿片」としてのマルクス主義
 4 「国への一撃(クーデタ)」の思想
 5 「近代の超克」
 6 「文化的真空」と自由主義()――アダム・スミスの期待と現実
 7 「文化的真空」と自由主義()――再び戦前日本の現実へ
 8 「文化的真空」のなかの「常なるもの」

終章 リベラリズムの現在へ
 1 戦間期の軌跡から何を学ぶか
 2 エリートと大衆
 3 保守的改革の可能性
 4 現代社会のブラックホールとその行方

補論1 金本位制下の国際マクロ経済模型――2国のケース

補論2 自由貿易をどう擁護するか
萱野 稔人『リベラリズムの終わり――その限界と未来』幻冬舎新書、2019/11/28

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目次

第1章 私たちはリベラリズムをどこまで徹底できるのか?―古典的リベラリズムの限界について(同性婚を認めた判決が引き起こした小さな波紋
一夫多妻は違法なのか?
個人の自由とリベラリズム
本人たちの自由な意思にもとづく結婚ならリベラリズムは反対できない
パターナリズムに反対するリベラリズム ほか)

第2章 リベラリズムはなぜ「弱者救済」でつまずいてしまうのか?―現代リベラリズムの限界について(リベラル派への批判の高まりは社会の右傾化のせいなのか?
リベラリズムは「パイの分配」をどこまで正当化できるのか?)