近刊・新刊情報 - 201701のエントリ

神田さやこ 『塩とインド――市場・商人・イギリス東インド会社』 名古屋大学出版会、2017年1月

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目次

序 章 市場・商人・植民地統治
     1 本書の目的と分析視角
     2 先行研究の成果と課題
     3 本書の構成
     4 主要一次史料

 補論1 イギリスのインド統治と塩 —— 塩の政治化が抱える諸問題

  第吃堯‥譽ぅ鵐媛饉劼留専売制度と市場

第1章 インド財政と東部インドにおける塩専売
     はじめに
     1 EIC 統治期のインド財政
     2 塩専売制度の変遷 —— 1772〜1863年
     3 塩専売制度の基本構造 —— 高塩価政策期を中心に
     4 専売制度のなかの外国塩
     おわりに

 補論2 ベンガル製塩法

第2章 東部インド塩市場の再編
     はじめに
     1 地域市場圏の形成
     2 環ベンガル湾塩交易ネットワークの形成
     3 禁制塩市場の形成
     おわりに

第3章 専売制度の動揺
       —— 高塩価政策の行詰まりと禁制塩市場の拡大 (1820年代後半〜1836年)
     はじめに
     1 供給量統制策の破綻
     2 輸入圧力の高まりと市場の変化
     3 ベンガル製塩業の高コスト化
     おわりに

第4章 専売制度の終焉
       —— 燃料危機、嗜好、そしてリヴァプール塩流入 (1840年代〜1850年代)
     はじめに
     1 燃料市場の形成とベンガル製塩業の縮小
     2 東部インド塩市場におけるリヴァプール塩
     おわりに

  第局堯.戰鵐ル商家の世界

第5章 塩長者の誕生から 「塩バブル」 へ —— 1780年代〜1800年代
     はじめに
     1 競売の導入と新興商人層の台頭
     2 塩長者からカルカッタ・エリートへ
     3 投機的買付け人の登場
     おわりに

第6章 「塩バブル」 の崩壊とカルカッタ金融危機 —— 1810〜30年代前半
     はじめに
     1 塩価格の変動と投機
     2 ラム・モッリクの介入と1810年代〜20年代半ばの塩投機
     3 不正塩切手問題と1820年代後半のカルカッタ金融危機
     4 スキャンダル、その後 —— 1830年代前半の投機家
     おわりに

第7章 変化は地方市場から —— 地方商人の台頭
     はじめに
     1 地方市場における商人層の盛衰
     2 フゥグリ河畔からカルカッタへ —— 西部グループの商人
     3 シュンドルボンを抜けて —— 中部グループの商人
     4 ナラヨンゴンジを拠点に —— 東部グループの商人
     おわりに

第8章 市場の機能と商人、国家
     はじめに
     1 国家の市場への介入 —— その効果と限界
     2 市場システムの機能
     おわりに

第9章 塩商家の経営 —— 経営史的アプローチの試み
     はじめに
     1 商家経営の特徴とその管理
     2 商家経営と仲介者 —— 市場の分断を超えて
     3 商人の組織 —— 家族・カーストを超えて
     4 「家」 の名誉と 「商家」 の信用、そして商業からの撤退
     おわりに

終 章 塩市場の変容からみる移行期の東部インド
     1 本書のまとめ
     2 インド史における 「1830年」 —— 近世から近代へ
マックス・ウェーバー『世界宗教の経済倫理 比較宗教社会学の試み 序論・中間考察』中山元訳、日経BP社、2017年1月

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目次

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
『プロテスタンティズムの諸宗派と資本主義の精神』
世界宗教の経済倫理-比較宗教社会学試論
序論
第一部 儒教と道教
中間考察
<第二巻>
第二部 ヒンドゥー教と仏教
<第三巻>
第三部 古代ユダヤ教
イサーク・イリイチ ルービン『マルクス貨幣論概説』竹永進訳、法政大学出版局、2016年12月

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目次

1 マルクス貨幣論概説 【イ・イ・ルービン】
  機.泪襯スにおける価値の理論と貨幣の理論
 [供蓮_瀛召良然性
 [掘蓮‐ι覆了藩儔礎佑噺魎慌礎佑里△い世量圭發侶覯未箸靴討硫瀛
 [検蓮_瀛召糧生
 [后蓮_瀛召斑蠑歸・社会的労働
 [此蓮_礎夕榲
     価値尺度とはなにか
 [察蓮[通手段
 [次蓮|濛貨幣

2 イ・イ・ルービンと草稿「マルクス貨幣論概説」 【エル・ヴァーシナ】

3 一九二二年から一九三一年までのルービン著作目録 【ヴァーシナ編、竹永補足】

4 関連資料

 ルービンシチナ 【W・ヘデラー】

 ルービンのマルクス貨幣理論解釈 【A・バルディレフ】

 ルービンの経済学史と西欧経済学者に対する批判 【G・ポキチェンコ】

 ルービン指導下のマルクス─エンゲルス研究所の経済学部門
  【G・ロキチャンスキー/R・ヘ ッカー】

 二度の逮捕のあいだ──イサーク・イ・ルービンの生涯と著作活動における知られざる期間
  【G・ロキチャンスキー】

 付録 一九三七年一一月二三日のイサーク・イリイチ・ルービンの証言

5 編訳者解説 イ・イ・ルービンの 「マルクス貨幣論概説」 【竹永 進】
 はじめに

1 マルクスの資本主義理論における貨幣論と価値論
  顱_礎溶澄奮祇癲砲伐瀛章澄奮祇癲砲隆慙
  髻 愡駛槝澄挧粗の特殊な理論的枠組み─「価値(貨幣)としての商品」
  鵝 愡駛槝澄挧粗章の構成(前半部分の価値規定論と後半部分の意味)

2 貨幣生成論と価値実体規定

3 価値尺度としての貨幣
  顱_礎夕榲戮販通手段、両者の関連
  髻 峅礎夕榲戮箸浪燭」

4 蓄蔵貨幣

索 引
菊池信輝 『日本型新自由主義とは何か――占領期改革からアベノミクスまで』 岩波現代全書、2016年12月

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目次

はじめに
第1章 戦時体制期における新自由主義
1 戦中期の欧米諸国における国家介入と反発
2 日本における統制期の新自由主義
第2章 戦後改革期における新自由主義
1 モンペルラン・ソサイエティの設立と欧州の戦後改革
2 日本の戦後改革と政府の介入
第3章 高度成長期における新自由主義
1 高度成長期の経済・社会政策における国家介入
2 革新陣営の福祉国家観
3 後期高度成長期における福祉国家政策と新自由主義
第4章 石油ショック後の低成長期における新自由主義
1 インフレと「国民春闘」
2 一九七五年の春闘と福祉国家追求路線からの転轍
3 「日本の自殺」と新自由主義
第5章 日本の経済大国化を実現した八〇年代の製造業主導型新自由主義
1 様々な改革構想と財政再建への収束
2 第二次臨時行政調査会と新自由主義
3 日本における「八〇年代型新自由主義」の転換
第6章 日本の低迷と英、米の勃興が見られた九〇年代の金融主導型新自由主義
1 「九〇年代型新自由主義」
2 「二〇〇〇年代型新自由主義」への転型
第7章 政府の介入なしに存続できない二〇〇〇年代の新自由主義
1 小泉内閣と新自由主義
2 格差と民意
3 民主党政権と新自由主義
第8章 アベノミクスと新自由主義
1 アベノミクスとは何か
2 アベノミクスの混迷と消費税増税の先送り
3 新自由主義と「新保守主義」の矛盾
おわりに

あとがき