近刊・新刊情報 - 森田長太郎 『経済学はどのように世界を歪めたのか――経済ポピュリズムの時代』 ダイヤモンド社、2019年9月

森田長太郎 『経済学はどのように世界を歪めたのか――経済ポピュリズムの時代』 ダイヤモンド社、2019年9月

カテゴリ : 
新刊
執筆 : 
sato 2019-09-10
森田長太郎 『経済学はどのように世界を歪めたのか――経済ポピュリズムの時代』 ダイヤモンド社、2019年9月

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目次

プロローグ


第1章 主流派経済学の起源

アダム・スミスの分裂 ── 国富論 vs 道徳感情論
現代に蘇るアダム・スミス
「合理的経済人」を生んだニュートン物理学
「新しい市場」の誕生
アシュケナージ系ユダヤ人と東西冷戦下の米国

第2章 市場至上主義の時代

二つの数学
スワップ市場の誕生
LIBORという「魔法の杖」
平和の配当とグリーンスパンの時代
遅れてきた日本の市場信仰

第3章 経済学の黄昏

主流派経済学の限界
高精度の「バーチャル・リアリティ」へ
心理学からの挑戦
ノーベル賞と「ビジネスとしての経済学」
経済学のフロンティアとしての金融政策

第4章 金融政策の本質

もし中央銀行が存在しなければ
現代の経済を決定付ける「貯蓄」の存在
リスクプレミアムという概念
「金融政策」の本質とは何なのか?
宗教としてのインフレ・ターゲット政策

第5章 日本経済という実験場

発見されたジパング
リフレ派の登場
「デフレ」という都合のよいワード
「デフレが諸悪の根源」というナラティブ
エモーショナルな日銀批判の発生
マネタリズムの実験

第6章 社会の中の中央銀行

「ポピュリズム」の問題
サイレント・マジョリティ
非多数派機関としての中央銀行
欧米に先行した日本の政治構造の変化
日本における「右傾化」の意味

第7章 経済ポピュリズム

ネットとリフレ論
経済ポピュリズム
歴史の中のQQE
マクロ経済政策を経済以外の観点から議論する時代

第8章 経済学の未来

経済学は将来を予測できるようになるのか?
「新しい市場」を巡るモラル
「AI」と「脳科学」への挑戦
「データサイエンス」と経済学
経済学者の社会的責任

エピローグ