近刊・新刊情報 - 稲葉振一郎 『不平等との闘い――ルソーからピケティまで』文春新書、2016年5月

稲葉振一郎 『不平等との闘い――ルソーからピケティまで』文春新書、2016年5月

カテゴリ : 
新刊
執筆 : 
sato 2016-05-26
稲葉振一郎 『不平等との闘い――ルソーからピケティまで』文春新書、2016年5月

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目次

0 はじめに 18世紀のルソーから、21世紀へのピケティへと回帰してみる
ルソー『人間不平等起源論』/スミス『国富論』
 
1 スミスと古典派経済学
資本主義のもとでの不平等

2 マルクス 労働力商品
「労働力」の発見/技術革新が失業者を生む?/原因は“資本蓄積”/技術革新の思想

3 新古典派経済学
民主化の時代の成立/「誰もが資本家になりうる」可能性/「人的資本」という視点

4 経済成長をいかに論じるか
新古典派はなぜ成長と分配問題への関心を低下させたか/技術革新と生産性との関係

5 人的資本と労働市場の階層構造
労使関係の変容/「発展段階論」による歴史変化の説明/労働者間の格差は「人的資本」

6 不平等ルネサンス(1)
はっきりしない「成長と分配」の理論

7 不平等ルネサンス(2)
「生産と分配の理論」のモデルを考える/格差は温存されるか、平等化が実現するか

8 不平等ルネサンス(3)
不平等は悪なのか?―ルソーとスミスの対決からピケティへ

9 ピケティ『21世紀の資本』
インフレを重視/「r〉g」は歴史的に常態

10 ピケティからこころもち離れて
ピケティの論敵たち/論じていない格差問題